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アレニウスの式から活性化エネルギーを求める
アレニウスの式から活性化エネルギーを求めるための変換がわかりません。 なぜ k = e^(- Ea/RT)からEa=RT2(dlnk/dT)になるのでしょうか? できるだけわかりやすくお願いします。
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- 101325
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#1です。 > Arrheniusの式はk=exp(-Ea/RT)ではなくて、frequency factor Aがついて > k=A*exp(-Ea/RT)・・・(1) > です。 そうですね。気付かずにそのままコピペしてしまいました。ごめんなさい。
- jamf0421
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Arrheniusの式はk=exp(-Ea/RT)ではなくて、frequency factor Aがついて k=A*exp(-Ea/RT)・・・(1) です。この式からEaを解くだけならば Ea=-RTln(k/A)・・・(2) ということに一応なります。 ここで両辺の対数をとって lnk=lnA-Ea/RT・・・(3) です。Aは温度に依存しないとみなして dlnk/dT=Ea/RT^2 Ea=RT^2(dlnk/dT)・・・(4) となるので、これでもEaは定義できています。 (2)より(3)で定義する方一般的になるのは、Aが温度に依存するとき(いわば非Arrhenius的なとき)などにも使えるからです。たとえば反応が衝突頻度に比例するならA∝T^(1/2)です。この時 k=B√T*exp(-E/RT)・・・(4) lnk=lnB+(1/2)lnT-E/RT・・・(5) です。両辺を温度で微分すると dlnk/dT=(1/2)(1/T)+E/RT^2={(1/2)RT+E}/RT^2 RT^2(dlnk/dT)=(1/2)RT+E・・・(6) となりますから、(4)でEaを定義しておけば Ea=(1/2)RT+E・・・(7) が活性化エネルギーとなります。 なお、普通に活性化エネルギーを実験で求めるなら、温度を変えてkを測定し、(2)より1/Tに対してlnkをプロットすれば勾配が-Ea/Rとなり、これからEaが求まります。Eにくらべ(1/2)RTは小さいので、1/T vs lnkのグラフで直線勾配が得られるのが普通です。
- 101325
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k = e^(- Ea/RT) の両辺の対数をとってから、Tで微分するとわかるとおもいます。