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関係代名詞の位置と用法について
- 関係代名詞と先行詞が離れることはよくあります。
- 関係代名詞が先行詞から離れる主な場合は、分かりやすさを重視していると思われます。
- 追放系や禁止系の単語は「O from doing」という形を取ります。これには他の用法もあります。
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V O 前 名詞 こういう構造で O にあたる名詞を関係代名詞で説明しようとして, お決まり通り,先行詞の直後に関係詞とすると, eject everyone who isn't a paying member from the game となります。 すると,from the game という部分が動詞 eject とつながるのか, 関係節内の isn't a pay member にかかるのかわかりにくくなります。 今回の場合は比較的わかりやすいですが,is でなく一般動詞になると難しくなります。 だから,こういう場合,V O ときて,短い from the game を先にもってきて 後から関係節 ということはよくあります。 彼に届けられた本を渡す だと,「彼に」が「届けられた」にかかるか,「渡す」にかかるかが微妙なので, 届けられた本を,彼に渡す とすることが日本語であるように,つながる動詞により近づける。 ここでは from the game を動詞 eject に近づけた方がわかりやすい。 そうすると,who ~の部分が直前の game にかかるか,さらに前の everyone にかかるか, という問題が生じるわけですが,それは who でわかるということもあります。 もちろん,that だとわからなくなりますが, はずす,みなを,試合から,採算の取れるメンバーでない, こう流れていって,「試合から」は「はずす」にかかり,「採算の取れるメンバーでない」は「みな」 にかかる,と自然にわかるのです。 とにかく,英語のまま,前から読んでいって,どこにかかるかを自然に判断する。 日本語で訳そうとすると,後ろからどこにかかるか,ということになるのです。 先行詞と関係詞を近づける,というルールも大事なのですが,他のルールと抵触すると, この限りではないということです。
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- wind-sky-wind
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すみません,game でつい「試合」と思い,paying も単純にとりませんでした。 game は「ゲーム」で paying member は「支払うメンバー,有料会員」ですね。 3) についても忘れていました。 追放は単純に「~から」でいいのですが,禁止はちょっと日本語的には難しいです。 (away) from ~と,基本「~から」離れる,で離れるということはしない, という否定につながります。 keep O away from ~で「~に近づけない」と訳すことも多いです。 おもしろいもので,keep は「保つ」なんだけど, from のせいで「妨げる」prevent と同じ意味になります。 一方,prevent はこれだけで「妨げる」であり, さらに from をとります。 微妙に意味が違うのですが,prevent ~ing でも「妨げる」 prevent from ~ing でも「妨げる」です。 それだけ,from は「~させない」的な感覚があるということです。 refrain from ~「~を慎む」にも表れています。
お礼
ふむふむ。
- bakansky
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> I will now cruelly eject everyone from the game who isn't a paying member. 先行詞とみなされるものは everyone で、それを受ける who とは離れている、ということでしょうか。 おっしゃるように eject という動詞が使われている文ですから、eject A from B という形になるのは自然なことで、要するにその部分の結びつきが強いので、その中に無理に who を割りこませることは、普通は、まぁないだろうと思います。 逆に who が everyone とくっついて置かれていたらどうでしょうか。 → I will now cruelly eject everyone who isn't a paying member from the game. これでも成り立ちますが、今度は eject と from が離れています。 英語の感覚としては、eject A from B ということを先ず述べてから、B についての具体的なことを述べる方が自然なのではないだろうかという気がします。 つまり、I will now cruelly eject everyone (すべての人をのけ者扱いにしようというわけではないよ) と先ず述べてから、その 「すべての人」 というのは 「そのゲームの有料会員になってない人」 のことだ、と説明を加えているという形です。 日本語は言いたいことのポイントが文の終わりに置かれる場合が多いので、長い文だと、最後まで読まないと何が言いたいのか判断できない場合があります (「・・・とか・・・とか・・・などを例外とするわけではない」 という文などは、その文が否定文であることは最後まで読まないと分からないわけです)。英語は反対に、ポイントとなる部分を先に述べる傾向があります。 この from は 「分離の from」 ではないかと思います。たとえば何かを禁止する場合には、何もかも禁止するわけではなくて、可能な選択肢が100あれば、そのうちの10が禁止事項に相当するなど。その10以外の、許可されている事柄はいちいち示されないこともあります。全体は100あって、そのうちの10だけを 「分離」 して禁止するので、「分離の from」 はうまい言い方だなと思います。
お礼
ふむふむなるほど。ありがとうございました!
お礼
なるほど。ありがとうございました!