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消費税と投資について
安部総理のインフラ等の投資で経済活性を図るというのは分かるのですが、それならば消費税を撤廃すれば消費者に対して投資する事になりますよね?(つまり消費税分投資したことになる)河村さんが減税を訴えていましたがまさにその考えなのですが、もし仮にそれで売り上げが上がりなお且つ税金も多くなれば借金返済に充てる事が出来る訳わけですよね?。それなのに何故消費税を下げようという試みをしないのか?というのが質問です。 還付金制度によって儲かるのは大企業の人たちだけで底辺の人は何も利益を得る事が出来ません。不公平も甚だしいです。 そこで疑問なのですが、今の投資事業と併用に消費税を撤廃し、儲けた税収で借金を補うのと消費税を維持したまま投資によって経済活性化を図るのとを比べた場合長期的に見てどちらの方が借金返済と経済活性化を両方とも達成できるでしょうか?またなぜ消費税を下げないのでしょうか?
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Q/何故消費税を下げようという試みをしないのか? A/消費税を下げることが、雇用や消費の促進に繋がる理由は何かという根拠がないからでしょう。 まあ、確かに時限的に行えば、効果が期待できるかもしれませんが・・・。ただ、どうでしょうね? これは、例えば極端な話、105円の品物が、100円になったからといって、1品だったのを、2つの品物を買うかどうかと言うことですよ。日本の消費税など5%では、経済的にはさほど影響しないレベルですからね。経済規模から見れば、微々たるものです。もっと言えば、1品でも5円入ってくるのと、2品買っても一円も税収がないのでは、そもそもその時点で消費の喚起による税収増加は、ないという考え方もできます。さらに、法人税等は、例えばサムスンの品物ばかりを買われれば・・・。馬鹿みたいな話になります。これは、3%でも言えることで、2%でも言える。結局、1/2に下げるなら、2倍売れないといけません。売れ行きが1.1倍になったとしても、それでは税は下がるのです。 これは、とても単純です。 税金を下げることを求める時点で、国民が安さだけで、ものを選ぶ姿勢が強いという事を、代弁しているようなものですから、もし私が総理だったとしても、まず消費税を下げるという手は、今の段階では考えないでしょう。 Q/長期的に見てどちらの方が借金返済と経済活性化を両方とも達成できるでしょうか? A/基本的には、消費税を著しく上げる方が今の状況を長く延命をするだけなら、最優先でしょう。さらに、企業や年間収支の高いものに、税負担を高める政策を行うこと、そして、公共福祉費用を半分程度まで一気に削減することを、実施しない限りは今の日本では、厳しいでしょう。もう国債2000兆は確実ですから・・・。 それから、日本人の悪い点というか、メディアの報道、日本の教育の悪い点ですが、一般に国債や公債=借金であり、それは悪いという発想も見直すべきです。 基本的に債券は、投資の材料です。そのため、魅力的なら債券が多少増えても、すぐに問題が起きることはないのですよ。 例えば、質問者様が住宅を買ったとしましょう。5000万円の家を、6000万円相当の土地を担保に買って、4000万円借金したとしたら、それが問題なのかどうかの話です。 今問題となっているのは、実をいうと税を増やすと言う話ではなく、担保が6000万円あったとして、借金が既に6000万円に迫りつつあり(返せる目処が立たず)、それが少子高齢化や、発展途上国の台頭で、返せない可能性が今以上に出てきていることにあります。その反面、高齢化は福祉費用を凄いスピードで増やしている。 それをどう処理するかが問題なのです。実を言えば、経済成長でカバーすることはまず出来ないというのが、実体なのです。 これは、今となっては、何か一つの手段で簡単に回避できる問題ではありません。経済を中心として考えるなら、その経済発展に荷物となるものは処分する(福祉を切り捨てる)。福祉を中心とするなら、税を徹底的に上げる。両方をバランスされるなら、両方をそれぞれ負担増になるようにするという手が必要です。(批判に同調しない)それに加えて、産業の育成なども必要となります。 後は、アイデアと、頭脳の問題です。経済活性化をすればと言いますけど、実を言えば、ベビーブームも来ていないのに、経済活性化はできません。ないパイを増やすなど出来ないのですよ。だから、米国景気などに頼むことになります。まあ、これは若者を見ていても感じることですけど、考え方そのものが、他人頼みで閉塞しているのです。そして、論理的にしっかり考えれば、出てくる結論も出せない時代になりつつあります。コンピュータ発展による弊害でしょう。 結局、可能性をPCと同じように統計的な数値で見るため、リスクは所詮リスクでしか無く、議論の先に行動が伴わないので、変わらないのですよ。数値的にみれば、どう計算しても悪い結果になるでしょう。1年前、2年前にやった方が少しマシだったぐらいです。だから、誰もが恐れるのです。 実際は、世界を一人で全て背負って変える必要はないですけど、少なくとも、良くも悪くも自分が動けば、自分の周りは変化します。それが、連鎖することが何を持っても大事です。
- 佐藤 志緒(@g4330)
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失われた20年、色々な減税をしてきたでしょ。 今更減税をしてどんな効果が期待できます? 消費税が下がっても将来の収入増が見込めないなら消費は滞る、消費が上向かなければ税収は増えない