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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:弦の長さの問題です)
弦の長さの問題とは?
このQ&Aのポイント
- 円に引いた弦が正三角形の一辺よりも長くなる確率はどれか
- 弦の向きを揃えた正三角形と逆三角形を考えて、弦が長くなる確率は1/2
- 弦の中点を内接する円の内側に弦がある場合、弦が長くなる確率は1/4
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質問者が選んだベストアンサー
ご友人にからかわれましたね。 これ、「Bartrandの逆説」と呼ばれている、有名なパラドックスです。そして、ご質問の文章の最後の部分がほぼ「当たり」です。 (1)(2)(3)はどれも「正解」であり、さらには、 円周上の1点Aで外接する、長さLの任意の閉曲線を考えます。弦は閉曲線上の点xとAとを結ぶ直線上に描くことにする。そうすると、閉曲線上のどこに点を取るか、という確率の話ですから、閉曲線を変えれば好きな答になるようにすることができる。 これは、「確率という概念が、何が『同じぐらい起こりやすい』と仮定するか(同等性の仮定)、に決定的に依存している」という事情を端的に表しているんです。 「円に任意の弦をひく」と言っただけではどのような「同等性の仮定」を立てたのかが全く決まっていない。ですから、答は何でもありになってしまいます。(これをたとえば「針を落とすことで弦を決める」というのなら、適切な「同等性の仮定」が決まり、従って確率を計算することも可能です。)
お礼
ご解答ありがとうございました。 なるほど、「同等性の仮定」なんてことが必要になるんですね。 乱数のようについ均等に現れることを前提にすることばかり考えていました。 長年のもやもやがこれできれいに解消しました。ありがとうございました。