非対称三相交流回路の対称座標分解
写真の非対称三相交流回路において、負荷は対称で全てZとなっています。
対称座標表示
[V0;V1;V2]=(1/3)*[1,1,1;1,a,(a^2);1,(a^2),a] [Va;Vb;Vc]で表した時、
回路の負荷が対称であるため、V1,V2成分については中性点電流は流れず、写真左下の回路に変換できる。従って、I1=V1/Z, I2=V2/Zとなる。
次に、V0成分については、全ての電流が流れ写真右下の回路に変換できる。
従って、I0=V0/(Z+3Zn)となる。
質問です。
任意の非対称三相交流回路を対称座標に分解する方法は、http://www.jeea.or.jp/course/contents/01123/を参考にしました。
しかしこの回路において、この方法をどう生かせば良いのかが分かりません。
この問題のゼロ成分V0は上のURL図6における、ステージ(イ)の[0], 逆成分V1は同ステージの[I], 正成分V2は同ステージの[II]の電圧にあたるものではないかと考えています。
ここで問題文に『回路の負荷が対称であるため、V1,V2成分については中性点電流は流れず、写真左下の回路に変換できる。』とありますが、これはどういう意味なのでしょうか?なぜV1,V2成分のみが、中性点電流が流れないのでしょうか?
逆にゼロ成分V0の方は、『全ての電流が流れ写真右下の回路に変換できる。』とありますが、これはなぜでしょうか?
お礼
申し訳ありませんでした。 もう一度しっかり書きなおし、わかりやすくします。 その時は助言のほうよろしくお願いします。