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不動産賃貸の確定申告についての疑問
- 個人事業主として不動産賃貸をしている場合、ローンの繰り上げ返済をした年の申告でも借入金利子の経費計上はできるのか疑問があります。
- 知人からは返済した金額には利子が含まれているためできるのではとアドバイスがありますが、本当に可能なのか疑問です。
- 具体的に、繰り上げ返済をした年の申告において借入金利子の経費計上が可能な場合、その金額の算出方法について教えてほしいです。
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質問者が選んだベストアンサー
>昨年末時点でローンの残額はゼロです。 年末時点における金融機関からの借入残高に対する控除率(例 1.0%)で求める「住宅借入金特別控除」とは、全くわけが違います。これは自分で居住していて受けられる税額控除です。 質問のケースは、他人に貸している物件ですね。その物件を取得するために借り入れた資金の(年末時点で借り入れ元金の残高のあるなしにかかわらず、)利息部分は必要経費にできます。 例えば3月までは通常どおり返済していたとします。3月までは月々利息を払っていたはずですから、銀行からの返済表により1から3月までの返済時の利息の合計を必要経費にできます。その後一括返済したのであれば、一括返済はすべて元金の額になり、それ以後は利息は発生していません。3月までの返済における利息の合計額を必要経費に計上できます。
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- keirimas
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1. 繰り上げ返済をした年の申告においても、借入金利子の経費計上はできるのでしょうか。 できます 2. できる場合、その金額はどのように算出するのでしょうか。 銀行からの返済表に元金と利息の明細がのっているはずです。その利息部分の合計金額が必要経費になります。 ただし、繰上げ返済したあとは当初の予定表の金額とは違っていますから注意です。繰上げ返済後に改めて、銀行から返済予定表が送られているはずですから、何月まではいくら、何月から何月まではいくらと計算して合計を求めます。 >知人は、返済した金額の中に、利子分も含まれているのだから、できるのでは?と アドバイスしてくれたのですが、いかがなのでしょうか。 ご友人がどういう意味で言ったがはわかりかねますが、繰り上げ返済した金額の中には利子は含まれません。繰上げ返済はすべて元金にあてられます。 平成24年1月~12月の期間中、繰上げ返済前の通常の返済に含まれる利子と、繰上げ返済後の通常の返済の中に含まれる利子を経費として計上するのです。
お礼
早速のご回答に感謝申し上げます。ご説明も明確で、ありがたく存じました。 再度の質問で恐縮なのですが、繰り上げ返済と申しましたのは、残額の一括返済のことで、 従いまして昨年末時点でローンの残額はゼロです。 この場合には、いかがなのでしょうか。 よろしくお願いいたします。
お礼
再び、迅速で明確なご回答をいただきありがとうございました。 早速、銀行からの返済表を確認してみます。 ご縁に感謝申し上げます。