town は、「自分の住んでいる町」/「今、話題にしている町」の意味の時、(通例、前置詞の後ろで=前置詞の目的語の時)無冠詞で使えます。
辞書で確認してみて下さい。
頭の中に形/大きさ/区切りなどを、具体的にイメージしていない/しきれていない感じで、抽象的感覚で、town を捉えています。
大ざっぱな説明をするなら、here や、『前置詞+the town where we live 「自分たちが住んでいるところ」』/this town の言い換え/簡略にした感じです。
もっと大ざっぱに言えば、前置詞の後ろに town を使いたい時、this や、ourなどは省略してもいいということです。
表現としては、in town だけでなく、out of town, into town, to town, around town などがあります。
よく似た感覚で使われる単語に、earth があります。この単語も on earth, around earth, from earth などで、無冠詞で使われることがあります。地球の大きさを具体的に目にして実感していないから、抽象的感覚で捉えるのかも。または、「the を使って、わざわざ限定しなくても、どの意味の earth を使っているか分かると思うから、省略します」ということです。
『前置詞+the planet where we live』 の意味です。
globe, moon などは、それほど無冠詞で使うことはないと思います。形くらいはイメージしきれていますから。
色々な話題の中で出てくる場合は、 on the globe, on the moon が普通でしょうが、「地球という天体の話題」だけ、「月面という話題」だけの場合(記事/エッセイなど)、文字数省略の意味もあって、無冠詞で使われることは、普通に行われています。
以上、少しはお役に立てたでしょうか? ★★ydna★★
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