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「しかしどうだろう」の意味

 日本語を勉強中の中国人です。新しい段落の冒頭にある「しかしどうだろう」はどういう意味でしょうか。一つ前の段落の最後の文と「しかしどうだろう」の次の部分も少し提示いたします。  「……。それにしてもこれは直接にはデザインとは関わりがなさそうである。  しかしどうだろう。たとえば高齢者住宅のインテリア・デザインを手掛けるときに、……。」  また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.2

大体は#1さんのおっしゃるとおりですが・・・。  「……。(それにしても)これは直接にはデザインとは関わりがなさそうであるが、たとえば高齢者住宅のインテリア・デザインを手掛けるときに、……。」 という構文であれば、 「これは直接にはデザインとは関わりがなさそうであるが、たとえば高齢者住宅のインテリア・デザインを手掛けるときに(は関わりがありそうだ・・・)」といった意味で、[前句と相反する内容]を後句で述べる、という構造です。 つまり、「デザインとは関わりがなさそうである」という前句は、最初から否定されるべき前提として述べられています。 原文の場合は、 「……。それにしてもこれは直接にはデザインとは関わりがなさそうである。」 と一旦、肯定されています。 そして、次の「しかしどうだろう」には、 「この肯定は特に間違いではないのだが、しかし、別の視点でよく考えてみると、はっきりと肯定はできないかもしれないな・・・どうだろう?・・・」 というニュアンスが込められています。そして、 「たとえば高齢者住宅のインテリア・デザインを手掛けるときに、……。」 と続きます。 「しかしどうだろう」=「前の内容は一応認める。しかし、別の視点でよく考えてみると例外的に認められない場合もあるのではないだろうか・・・」 という意味にお考えになって良いと思います。原文に当てはめると、 「……。それにしてもこれは直接にはデザインとは関わりがなさそうである。  このことは一応認める。しかし別の視点でよく考えてみると、たとえば高齢者住宅のインテリア・デザインを手掛けるときには、例外的に関わりが出てくるのではないだろうか……。」 のようになるでしょう。 前の文の内容をよく考えてみるとはじめて否定できる。 つまり、全面的に否定するわけではない、という意図でしょう。 ご質問文自体に大過はありません。   

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。よくわかりました。とても参考になりました。本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.4

この階段に手すりをつけるそうだ。それにしてもこれはデザインとは関わりがなさそうである。 (デザインとは関わりなく、便宜上そうしただけ) しかしどうだろう。(別の見方をすれば)例えば高齢者住宅のインテリアデザインを 手がける時には、役に立つのではなかろうか。 しかしどうだろう[すでに述べたことに比べて別の観点から相反することを 続けて述べるときに使う}

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。わかりやすいです。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

回答No.3

こういう表現は、自らの思想哲学が固まっておらず、その場、その場での思い付きで発言する人に多いものです。 従って、こういう、その思想哲学の根幹たる「根っ子」部分が゜揺れ動く人の言うことを真に受けてはいけません。肯定しているかに見せて、その実、否定したり、全く訳が分かりませんし、更には、こういう馬鹿な表現には、悪意を含んでいる可能性さえもありますよね。こういう人物と付き合っていますと、いつか、騙されて酷い目に合います。表層部分はともかくとして、「根っ子」の動かない人物の書物を探し、そして、そういうものを読みましょう。悪文に馴染んでいると、自らの文章にも悪影響を及ぼします。 もう、貴方は、日本語に関しては、相当なレベルなのですから、そういう貴方が理解できない日本語表現を遣う人は、ダメな人というくらいの自信を持つべきかと思います。自分の感覚、感性を、もっともっと信じましょう。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。がんばります。

回答No.1

意味ということであれば、意味が通りやすい表現をすれば、 「しかし、それは、どうだろうか?」 ということになると思います。 それ=「直接にはデザインとは関わりがなさそう」という意見。 でしょうか。 前段で、「直接にはデザインと関係がなさそうだ」という意見を出して、それに対して、「しかし、本当に、そうなのだろうか」という疑問を呈しています。 文法的にかんがえると、 「しかし、それは、どうだろうか?」 の、「それ」が省略されていると考えることもできますし、 「明日は晴れると思うのだが、どうだろう?」 のように、前段全体を受けて、「どうだろう」と続けているとも考えられます。 そして、「どうだろうか?」と、疑問を表す副助詞「か」が付いているとわかりやすいですが、「だろう」(指定の副助詞「だ」の未然形+推量・意志の助動詞「う」)だけでも、疑問のニュアンスを表すことはできそうです。

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

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