xyz空間座標をとり,図を描きながら考えて下さい.
四面体OABCをOA=1から
O:原点,A(1,0,0)
ととり,OA⊥AB,AB=1よりBはAをy軸方向に1だけ移動して
B(1,1,0)
ととります.BC=1とAB(y軸方向)⊥BCからCはBを中心にy軸に垂直な平面上の半径1の円
(x-1)^2+z^2=1,y=1
上にあることが分かります.だから,x=1+cosθ,z=sinθとして
C(1+cosθ,1,sinθ)
とおけます.Cを3点O,A,Bのあるxy平面(z=0)の上方(z>0)にとれば0<θ<πとなります.四面体OABCの体積V(θ)は
V(θ)=(1/3)△OAB(Cのz座標)
=(1/3)(1/2)1^2sinθ=(1/6)sinθ
これが最大になるのはθ=π/2のときでこのとき
V=1/6(答,2番目),C(1,1,1)
となります.
OA=(1,0,0),BC=(0,0,1)
∴OA・BC=1・0+0^2+0・1=0(答,1番目)
3点O,A,Cを通る平面はx軸方向からこの3点をみるとyz平面でOとAは重なって(0,0)と見えて,Cは(1,1)と見えます.この2点を通るyz平面上の直線の方程式y=zが平面の方程式です.したがって,H(s,t,t)とおくことができ,
BH=(s-1,t-1,t)
がOA=(1,0,0),OC=(1,1,1)に垂直だから,
OA・BH=s-1=0
OC・BH=s-1+t-1+t=s+2t-2=0
∴s=1,t=1/2:H(1,1/2,1/2)
∴BH=(0,-1/2,1/2)∴|BH|=√(1/4+1/4)=√2/2(答)
∴AH=(0,1/2,1/2)=(1/2)(0,1,0)+(1/2)(0,0,1)
ここでAB=(0,1,0),BC=(0,0,1),AH=OH-OAより
OH=OA+(1/2)AB+(1/2)BC(答)