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仏の右翼政党「国民戦線」とマリー・アントワネット
仏の右翼政党「国民戦線」党首のマリーヌ・ル・ペンは、フランス革命の際にギロチンにかけられたマリー・アントワネットもフランスの右翼思想にとって神格化した存在だと言われました。民主制の敵である王女がどうして神なのでしょうか? 外国人である彼女はフランスのために死んでいったという意味で神なのでしょうか?どういう論理なのか分かりません。教えてください。 ギロチンの死に方自体は名誉を保たれる死に方だと思います。その点も加味しての考えでしょうか?
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フランスの右翼思想の中には、 反共和政思想も、根強いのです。 その中には帝政派(ナポレオンの子孫の推戴を期するもの) と共に王政復古派(ブルボン王朝の復活を期するもの)も います。 王政復古派から見れば、処刑されたマリー・アントワネットは、 神格化された殉教者です。 共和派の女神が、自由の女神なら、王党派・王政復古派の女神は マリー・アントワネットです。 ミッテラン元大統領も、戦前は王党派アクシオン・フランセーヌ の青年部員として王政復古・外国人排撃を豪語する極右でしたが、 ナチスの侵略で、侵略者に媚びへつらうアクシオン・フランセーヌ幹部に幻滅し、 左翼に転向、レジスタンスの闘士となり社会党入りしたそうです\(^^;)..
お礼
回答ありがとうございます。 右翼思想の考えにも色々あるのですね。 では、少なくとも「国民戦線」のマリーヌ・ル・ペン党首は王政復古派(ブルボン王朝の復活を期するもの)の考えに近いようですね。恐らくオヤジもそうでしょう。 歴史の流れと政治への期待が国の体制を形作りますね。 いまの大統領は短命におわりそう。