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勝海舟の言葉
勝海舟の言葉で百年の後に知己を待つのだって言葉がありますがこれってどういう意味なんですか? 教えてください
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勝海舟は、「毀誉は他人の主張だ」と書いていたりして、自分の行蔵(出処進退)に対する評価を後世の人間に任せるという態度を取りました。 お書きのことの意味は、 「今、俺の出処進退・心について分かってくれといっても、分かってくれる人がいるとは思えない。100年後くらいには分かってくれる人が出るだろう」 という意味でしょう。 「待つ」ということであれば、「そういう人が現れるのを待つ」というような意味でしょうね。 勝海舟は、江戸幕府時代には海軍奉行・陸軍総裁などで重用されたにも関わらず、江戸城を無血で明け渡し、伯爵になり、さらには枢密顧問官として明治政府に出仕したりしたので、その出処進退について、福沢諭吉が厳しく弾劾しました。 それについて、上記のような態度を示したのです。
お礼
回答ありがとうございます とてもわかりやすかったです