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仏像が本当かどうか
法事でお坊さんが阿弥陀さんについて 本当にあるものではないが、でも本当の姿なのです。というような意味の仏教用語を言っていたのですがその言葉を忘れてしまいました。 どなたか教えてください。
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法事で聞かれた用語を思い出すのは、ちょっと大変です。 聞き間違いもあるし、言った方も正確に言ったのではなくて、心とか受け取り方を言いたかっただけで、その例にだしたのかもしれませんから。 方便 : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E4%BE%BF 方便法身 : http://www.h5.dion.ne.jp/~souonji/Q&A04.htm 法性法身からあらわれる方便法身を形にしたご本尊の姿に導かれ、私たちは仏の御名(みな)を聞き念仏を称えながら、まことの願いとはたらきを憶念(おくねん)するのです。絵像や木像にあらわされた阿弥陀如来の姿は、偶像(ぐうぞう)ではなく、単なる仮の 姿でもないのです。だから「方便法身尊形」という言葉が書かれているのです。 http://www.prati.info/c/back/butusji/33.html http://www.asahi-net.or.jp/~YI9H-URYU/tera/bodh/yougo-nisin%5Esansin.htm http://www.yamadera.info/seiten/x/c71.htm 阿弥陀仏の『ここにある彫刻』『あそこにある塑像』『そこにある画像』は、阿弥陀仏なのか。違うでしょう。阿弥陀仏の姿がこのような格好なのか。違うでしょう。だれも阿弥陀仏を見た人はいないし、見たという人から細部を聴き取って彫刻や絵画に描いたという(モンタージュ、写しもの)と考える人もいないんでしょう。 しかし、信仰に於いては、そうした像や絵に、自分らに対してくださっている阿弥陀仏をまざまざと感じることができるという現実をもって、これが本当の阿弥陀様だと言えるのでしょう。 それがなければ、仏教各派や現代キリスト教各派は存在しないでしょう。 それを用語でなんと表現するのかが質問のポイントですが、仏教では、法身尊像のようにいうのではないかと思います。 方便法身でも同じでしょう。
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- NemurinekoNya
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何とも漠然とした質問ですね、 回答に困ってしまいます。 実は、自分の無知を棚に上げているだけなのですが(笑い)。 「仏は、仏の32相をもったものとして見られるべきではない」とかいう般若経などによく出てくる奴でしょうか。 有名な鈴木大拙の言葉を借りれば、 「A≠A ∴ A=A」 みたいな、 《即非の論理》という奴でしょうか。 この論理を借りると、《阿弥陀仏は(阿弥陀)仏でないゆえに、阿弥陀仏は(阿弥陀)仏である》となります。 《即非の論理》の説明は http://oujyouin.com/enginorikai6.html それとも、《報身》の《他受用身》と《自受用身》の二方面からの説明のかしら。 われわれに見えるのは、報身、つまり阿弥陀仏の他受用身であり、阿弥陀仏の自受用身は決して見えない。 でも、阿弥陀仏は一つであって、その姿はどちらも真実の姿であるといった奴でしょうか。 報身の説明は http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B1%E8%BA%AB
- mibuna
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>本当にあるものではないが、でも本当の姿なのです。 こういう言い方をすると言う事は浄土真宗でしょうか? 浄土真宗の場合、阿弥陀如来は門徒を騙す為(飯の種)の 架空の存在だと思っている真宗僧侶が一部にいますね。
お礼
すごい。 そのとおり、浄土真宗です。 お坊さんなのに髪の毛がフサフサでした・・・。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0na/04949100/ 「色即是空、空即是色」 「仏語。一切の存在は現象であって空であるが、その空であることが体得されると、その現象としての存在がそのまま実在であるとわかるということ。「般若心経(はんにゃしんぎょう)」には「色即是空、空即是色」とある。」 これですか? 一切の存在は、人間の頭が作り出した幻に過ぎない。だからすなわち何もない。 しかし、その頭の中には、それはそれとして存在していて、人が人である限り、それは現実である。 みたいなことでしょうか。不勉強なので、よくわかりません。 参考になれば、うれしいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 般若心経の一部ですね。
お礼
ズバリこれです!!方便法身まさにこれ!すっきりしました。ありがとうございます。