あまり知られていないらしい「定理」の名前(または発見者の名前)を知りたい
「メネラウスの定理」や「チェバの定理」に似ている,
次のような定理があります。
この定理の名前,もしくは発見者をご存じの方がいらっしゃいましたら,
どうぞご教示ください。
----
> 三角形ABCにおいて,
> 直線BC上に点D,直線CA上に点E,直線AB上に点Fを,
> 3直線AD,BE,CFが1点で交わるようにとり,その交点をPとする。
> このとき,
> ・ Dが辺BCの内分点ならば, AP/PD = AF/FB + AE/EC 成り立つ。
> ・ Eが辺CAの内分点ならば, BP/PE = BF/FA + BD/DC 成り立つ。
> ・ Fが辺ABの内分点ならば, CP/PF = CE/EA + CD/DB 成り立つ。
----
この定理は,「メネラウスの定理」から即座に導かれるのですが,
「チェバの定理」が使える三角形に対して,
「チェバの定理」とは異なる辺の比の関係を与えています。
なお,「内分点」という条件を「外分点」に変えた場合,
同じ関係式は成り立ちませんが,類似の関係式を作ることはできます。
図がないとわかりにくいかもしれません。
自分のサイトで恐縮ですが,
http://www.geocities.jp/osaqmath/menelaus2006.html にある
「教材研究資料」(PDFファイル)の #37~#38ページ をご覧ください。
私は,清宮俊雄先生の著作「初等幾何の楽しみ」(日本評論社)の
131~132ページ を読んで,初めてこの定理を知りました。
しかし,他では一切見かけたことがない定理です。
この定理の名前,もしくは発見者をご存じの方がいらっしゃいましたら,
どうぞご教示ください。
よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。なかなか回答がつかないので削除しようと思っていたところです。