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iPS細胞でお肌つやつやに?
山中教授がiPS細胞でノーベル賞受賞して話題になってますが、 このiPS細胞を使えば、お肌がつやつやプルンプルンになったりするんでしょうか? だったら、世の女性は殺到しますよね? ほかにも筋肉ムキムキになったりしますか? iPS細胞で血液を増やせば、他人の輸血も必要なくなったりするんでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
iPS細胞は、細胞を若返らせる訳ではないと言ったら若干嘘になりますが、質問者さんが考えておられるようなことは、今のところできません。 iPS細胞は、皮膚等の細胞に「c-Myc」「Oct3/4」「Sox2」「Klf4」という4つの遺伝子を組み入れ(「c-Myc」は無くてもいいみたいです)、皮膚等の細胞を受精卵の段階まで戻します。 それを色々な組織の細胞(のシート)に分化させます。 よって、肌を若返らせたいなら、顔全体に皮膚の細胞に分化したシートを貼ることになります。 筋肉も、今ある筋肉の上に筋肉細胞に分化したシートを大量に貼ることになります。 (↑現実的ですか?) しかし、これも上手くいくかは分かりませんし(多分失敗します)、iPS細胞はまだ癌化する恐れもあります。 ただ、輸血用の血液をiPS細胞で作る技術は、そのうち医療で用いられるようになるかと思います。 (ただし細胞の分裂速度には限りがありますので、急患の場合は無理だと思いますが…)
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- alphaXXX
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美容はいずれはいけるかもしれません。とはいえコストや処置の大変さはかなりのものになりそうです。 筋肉ムキムキは無理です。IPS細胞が悪いのではなく筋肉のメカニズムの問題です。筋肉は厳しい運動を行わないと分解されてしまいます。 つまりIPS細胞で筋肉の細胞を増やしても厳しい筋肉トレーニングを続けないとムキムキにはなれません。 スポーツ選手のドーピングとしては役に立つかもしれませんが違反になるでしょうね。 血液については作成には緊急用としては現実的ではないです。たぶん必要量作るのにはかなり時間がかかると思うので健康なうちに作成していざという時に備えて病院にストックしておく必要があるでしょうね。
お礼
No.4であげた心筋移植の記事は誤報だったみたいです。 美容や筋肉はまだ課題がありそうですね。 血液はできそうな感じです。
- jkpawapuro
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50年後にはそういうこともあるかもしれませんね。現状まだまだそういう段階ではありません。
お礼
iPS関連は猛烈な勢いで研究開発が進んでいるので 10年20年後に実用化されそうに思いますが いかがでしょうか。
- あずき なな(@azuki-7)
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いや そういうことではないです 笑 もう少し論文を読むといいと思います
- 0913
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推測ですが、、、、 人間をまるごとオーバーホールすれば、若返りも可能かもしれません。 しかし、今のところは「患部」の治療的なものなので、置き換えられないその他の細胞は実年齢のその人本人であり、現実の時間経過と共に存在すると思います。 筋肉ムキムキは行動の改善で健康なままでも実現できます。 輸血に関しては、たしかに長期加療の方には不要になる可能性は十分ありそうだと思います。 大怪我や大手術には間に合わないんじゃないかな?
お礼
回答ありがとうございます。 心筋細胞が増殖できるので、普通の皮膚や筋肉でも できるのでは?と思ってますが、どうでしょうかね? 美容用途は致命的な病気よりも後回しでしょうが・・・
お礼
回答ありがとうございます。 以下の記事を見ると、iPS細胞で心筋細胞を作って注射しているので 皮膚や筋肉でも出来そうな気がします。 (ガン化の問題はとりあえず置いておいて) 血液はiPS細胞で増やしておいて個人用に冷凍保存バンクなんて できそうですね。 iPS心筋移植、ハーバード大で…初の臨床応用 あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から 心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を 米ハーバード大学の日本人研究者らが6人の患者に実施したことが、 10日わかった。 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121010-OYT1T01635.htm http://www.yomiuri.co.jp/photo/20121010-863724-1-L.jpg
補足
このハーバードの心筋の記事は誤報だった模様です。