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生体膜
生体膜には基本構造がありますが、なぜそのような 構造になるのか教えて下さい。
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リン脂質は水に溶ける親水基と水に溶けない疎水基の両方をひとつの分子内にもっています。 こういった物質を水に浮かべ(そっとたらしただけだと、疎水基を下にして水面に浮くようです)、何とか水の中に入れてやろうとすると、水を嫌う部分同士をうちに向け、水に溶ける部分のみが水と接するようになるような形…すなわち、ミセル、もしくは脂質二重膜構造をとります。ミセルの形は#1さんのURLでもかくにんできますし、化学の教科書や図説にも載っていると思います。疎水基をウニのはりのように外に向けている形です。二重膜構造は閉鎖系をとります。でないと、疎水基を水から遮断することが出来ませんから…。つまり、疎水基同士を内側に向け親水基が表面も裏面も埋め尽くしている、リン脂質が二重になったシート状のものでシャボン玉のような形をつくった…と考えてください。 これが細胞の原型です。しかし、このままでは、水にとけるもの(Naイオン,Kイオン,etc.)はシャボン玉のような構造の外から、中に入っていくことができません。なぜなら、膜の親水基の部分は通過できても疎水基の部分は通過できないからです。 「だから、チャネルやポンプをとりつけた、それが細胞膜なのです。」…と現在解剖学を習っている教授が以前講義の中でおっしゃっていました。 ちなみに、細胞膜の働きを動画でわかりやすく説明していたページがあったので載せておきます。 こんな感じの回答でいいでしょうか?形を言葉で表現するのって難しいですね。上手く伝わったか不安です…
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- mizu_atsu
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脂質二重膜、リン脂質などについて検索するなりして勉強してください。そうすればわかるはずです。ただそれにはミセルに関する知識も必要です。とりあえずミセルがなぜできるのかがわかる必要があります。参考URL等で勉強してください。 最後に、私はこの質問に答える気はありませんでした。 なぜだかわかりますか? すぐ下に質問していますね? 答えが書かれているのになぜ返信しないのですか? 質問者が回答者に答えるのは義務だと私は思います。 仮に思った答えでなくとも補足などで何が足りないのか等を答えるべきです。 回答者にはどの質問に答えるかを選ぶ権利があるのです。 返事がなさそうな質問者に回答は付きません。 今回答えたのはchemichemiさんがまだ投稿回数の少ない方だから。 このままなら次はありません。
お礼
お礼がおそくなってごめんなさい。回答ありがとうございました。ヒントをいただいただけでも本当に光栄です。参考になります。自分でもっと勉強したいと思います。ありがとうございました。
お礼
とてもわかりやすかったです!!ありがとうございます。URLもつけていただき理解しやすかったです。