更正の請求後の別表5(1)、5(2)
更正の請求後の別表5(1)、5(2)についてお伺いします。
3月決算法人で前期の更正の請求が当期末近くに通り、更正の通知書が税務署より届きました。還付法人税15,000の入金は翌期になります。
通知書に記載されている翌期首現在利益積立金の金額のうち未納法人税の金額が前期申告額より15,000減少し、未収還付法人税等が同額15,000増加しております。
前期申告の別表5(1)利積期末残高
未納法人税等 △30,000
↓
更正通知書の別表5(1)翌期首現在利積
未収還付法人税等 15,000
未納法人税等 △15,000
当期に前期申告額の納付仕訳を以下のように計上しております。
未払法人税等30,000 / 当座預金30,000
この場合当期の別表5(1)は下記のようになると思いますが、期末残高に未収還付法人税15,000が2つ出てきてしまいますがよいのでしょうか?
そもそも更正通知書の期首未納法人税等が△15,000ではなく△30,000であればこういった問題は起きないと思いますが、税務署が間違えているということはないかと思います。
別表5(1)利積
(1)期首 (2)減 (3)増 (4)期末
未収還付法人税等 15,000 - - 15,000
未納法人税等 △15,000 △30,000 - 15,000
※(1)は通知書の金額に修正済み
別表5(2)
(1)期首未納 (3)充当金取崩 (6)期末未納
法人税等 15,000 30,000 △15,000
※(1)は更正後の金額に修正済み
翌期の還付時に以下の仕訳を切り、別表4で15,000減算・留保すれば別表5(1)利積期首に繰り越されてきている15,000のうち1つは解消されますが、もう1つは残ってしまうと思います。
当座預金15,000 / 雑収入15,000(別表4減算・留保)
以上、正しい処理方法についてご教授ください。
お礼
ありがとうございます。 1年のみの修正申告なので9-5-1が適用されるということですね。