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16世紀のイタリアで、貴族のメイドになるには?
16世紀頃のイタリアで、貴族や上層階級の家のメイドになるためには、どういったルートで仕事を見つけていたのか、ご存じの方は教えて下さい!!
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まず、メイドという職業が成立したのはヴィクトリア朝期(19c) の英国です。 なので、16世紀イタリアにはメイドはいません。以上。 ・・・というと身も蓋もないので、「家事使用人」と捉えて解説してみます。 古代ギリシア・ローマにおいては、家事使用人は奴隷の仕事でした。 奴隷と言っても、17世紀以降の黒人奴隷のような非人間的な扱いではなく、職業みたいなものでした。(ただし、就職の自由はありませんが) 出身も、親から受け継いだ他、周辺異民族や戦争の捕虜などでした。 中世になると、キリスト教倫理の普及で奴隷という身分は衰退します。 代わりに出てきたのが侍従制度です。 低い身分の帰属がより高い身分の家系に行儀見習いとして奉公にでたりするのが一般的でした。 身分というなは、なにも貴族だけでなく町民や農民の中でも一般的でした。 まぁ、日本史にも出てくる丁稚奉公みたいなものです。 ということで、ルートとしては行儀見習いとして入るか、人を雇うかのどっちかでしょう。 上級階級では前者が多いかもしれませんね。(政治的に) 因みに、16世紀のイタリアは国家として成立していません。 よって、地域によって色々と習慣の違いがあったようです。 ではでは、参考になれば幸いです。
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- bismarks0507
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メードのギルドがあるので、そこでメードの基礎技能を習得することになる 質問が上級階級の家のメードなので、ギルドでも、上位職能者になるのが必須だろう メードといっても色々な専門職メードがありえるので、漠然としている話ではある ギルド以外では修道会派遣もあったらしい そういえば、ある大学の”メード研究会”の同人誌に詳しい指摘があったが、レンタル倉庫に死蔵しているので仔細説明できない・・勘弁してくれ ちなみに、イタリアの上流階級ではメードよりも、執事(butler・バトラー)の方が一般的だと思われ というか、そもそも現代でもない限りは、メードよりも執事である 指摘しておく必要性があるが、奴隷制度との関係から、メードが発展するのは、奴隷制度の崩壊が大前提になる。 なお、一般的には、メードなどはイギリスの産物であって、イタリアあたりは、家事奴隷であってメードという概念に適さないだろう 家事奴隷・家政奴隷とメードの相違性は、興味深いテーマだが、簡単に言えば メード・執事は、主従契約において奴隷的隷属にはなく、むしろ教育的見地から極めて第三者の視座を要請されることにあるだろう 正規で指摘されるメード・執事とは、上級階級の師弟の嗜み・就業経験であって、一般がイメージするような隷属性がある家事使用人は、メードではない 伝統的な英国連邦の伝統に従うメード斡旋業者は、未だに大卒資格の公募が普通だし、知性のないメードはメード斡旋もされない現実がある 日本は伝統的な奉公人制度・徒弟制度の家事奴隷で考える傾向があるが、本場のメードは安っぽいものではないし、面倒くさい存在らしい メードの定義に話が及んでいるが、大概が斡旋所紹介である 15Cのイタリア都市国家なら、もう概ね戦争捕虜のメードだろう 期待するような回答ではないだろうが、そんなもんである 以上
お礼
詳しい情報有難うございます