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19世紀イギリスの社会階級で

19世紀イギリスで、ブルジョワジー(資本家)とプロレタリアート(労働者)という新たな階級が生まれたのは何故なんでしょうか? 産業革命がどのように階級に関わってきたのかがわかりません。 ご存知の方、教えていただけるとありがたいです。

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回答No.2

産業革命で羊毛の需要が伸びたため、囲い込み運動が起こったのはご存知ですよね。トマス=モアの「ユートピア」でも出てくるとおり、「羊が人間を食っちゃう」、この人間はジェントリに雇われていた小作人なわけで、この人たちは畑を追われてどこに言ったかといえば、都市しかありません。農業しかできない人々で、都市で働く道は工場での単純労働しかないわけです。この小作人の人々が都市労働者となりプロレタリアート階級を形成したわけです。産業資本家たちは始めの頃は彼らを使っていましたが、後になって労働対価の安い婦女子や子どもに労働力を乗り換えたのはご存知のとおりです。「天空の城ラピュタ」のパズーみたいなものですね。で、またあぶれちゃった大人の男はどうなったかというと、「My fair lady」のイライザのおとっつぁんみたいにたかっては飲んだくれるようになってしまうわけです。

kome42
質問者

お礼

「羊が人間を食っちゃう」の説明が大変わかりやすかったです! 産業革命とのつながりがよくわかりました。 本当にありがとうございます。

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その他の回答 (1)

  • caesar-x2
  • ベストアンサー率46% (251/542)
回答No.1

単に、雇う者と雇われる者、金持ちと貧乏人、 貧富の差が、教育格差につながり 世襲的財産が身分固定化に拍車をかけたというだけです。 基本的には工場主はもともと金持ちの地主層で 技術者と労働者を集めて自分の敷地に工場をつくり 生産活動でますます豊かになって 以前から領主として君臨していた 地域の子飼いの労働者を搾取し 経済的支配をつよめたということでしょう。 資本主義というのはそもそも金持ちはもっと金持ちに 貧乏人はもっと貧乏にという制度です。

kome42
質問者

お礼

ありがとうございます。 教育格差から身分固定化が繋がっているのがわかり、とても参考になりました^^

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