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火刑の死因

歴史の上で何度も火炙りが実行されていますが死因は何なのでしょうか?昔に読んだ本に拠れば体表を火傷が覆うが直接の死因ではなく、喉や肺が高温に晒され焼け爛れ機能しなくなったゆえの窒息死だと書かれていました。ついでに言えば長時間苦しむと記述されていました。 ですが現代において火事による死因のほとんどは火傷ではなく一酸化炭素中毒ですよね?それに体が焼ける前に昏倒して死に至りますから時間は掛からないはずです。 1冊だけではなく複数の書籍で同様の記述が見られます。著者は確認しないのでしょうか?それとも私が何かを見落としているのでしょうか?

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回答No.4

風通しが悪い室内で火あぶりの刑を行えば、一酸化炭素が出て、室内に一酸化炭素がたまって、一酸化炭素中毒で死ぬと思う。 でも、火あぶりって、屋外の「一酸化炭素がたまらない、風通しの良い場所」でやるよね? >ですが現代において火事による死因のほとんどは火傷ではなく一酸化炭素中毒ですよね? 火事になって、屋上に逃げて、飛び降りる事もできず、屋上の風通しの良い場所で焼かれたら、一酸化炭素が溜まらないから、一酸化炭素中毒で死ぬのは不可能です。 >それとも私が何かを見落としているのでしょうか? はい。「一酸化炭素が溜まり易いか、溜まらない場所かの違い」を見落としてます。 普通、火あぶりの刑って、屋外で、見物人を集めて行うから。

noname#172639
質問者

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開放された空間で致死量0.4%は辛いですね。これでは死因にならない。 ご回答ありがとうございました★

その他の回答 (4)

  • pri_tama
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回答No.5

 ヨーロッパの火刑は、キリスト教の宗教的意味が強いですから…。  つまり、キリスト教の「神が降臨し最後の審判で、敬虔な信者だった者は蘇り、神の国で永遠の生命を授けられる」と言う考えに基づき、キリスト教徒は自分の体を最後の審判まで残したい(遺体が残っていないと、審判を無事に通過しても蘇れない…。)という宗教的欲望が有り、火刑はその最後の願いを無残にも奪い去る事が役目だったりします。  (ですので、死者の墓を掘り起こして、その死体に対して改めて火刑にかける事も行われた。)  目的が目的だけに、火刑の死刑囚は結構な割合で火刑にかける前に拷問や飢餓、或いは執行人の情けによって殺されていたりします。  なお、火刑によって本気で殺す場合、我々のイメージ(磔にされた死刑囚の足元に薪などを積んで火で炙る)とは異なり、豚の丸焼きみたいな方式(その他、鉄板や鉄網の上で焼くため、焼かれている対象から眼を背ければ、傍目には料理をしている様にも…。たしかヨーロッパの料理人の守護聖人という方も、古代ローマで火刑にかけられて死んだ方)や、死刑囚が薪や藁で見えなくなる位まで積み上げ、全身が火に包まれるようにします。  なお、フランスの英雄ジャンヌダルクもその最後は火刑でしたが、彼女の場合、火刑によって彼女の衣服が焼け落ち、少女のあられもない裸体を集まった観客の好奇の目に晒すという意味も有ったとか…。  (ですのであまり強い火で炙ったら目的を達成できない…。)  生命や信仰心だけでなく、女性としての尊厳まで奪い取ろうとする酷い方法だったりする訳です…。

noname#172639
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました★

  • sk1974
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回答No.3

人間の呼吸は、実は咽喉器官を含む細胞1つ1つでも同じように酸素を取り込んでいます。(現に熱湯を体中に浴びて死亡したケースもあります。) そして火刑は直接人の体を焼くので、すぐに細部組織が駄目になり、たちまち呼吸困難になって死にいたるのです。 一方現在の火事による一酸化炭素中毒は、焼くことによって有毒な物質が周りにあるため、体が焼かれる前に先に発生した一酸化炭素を体に取り込んでしまうため、死因が一酸化炭素中毒になります。 以上、素人の回答でした。

noname#172639
質問者

お礼

>>一方現在の火事による一酸化炭素中毒は、焼くことによって有毒な物質が周りにあるため 不完全燃焼と有害物質が存在することとの因果関係はこの文を読んだだけでは分かりませんが火事が起こる、つまり人工物が燃えることにより現在の火事では毒ガスで代表されるようなシアン化水素もあるということが分かったので良かったです。

  • tibitama
  • ベストアンサー率22% (26/117)
回答No.2

一酸化炭素が発生するのは密室などで酸素が足りない状態ですよね。 火あぶりは、オープンな場所で燃えることになりますね。なので一酸化炭素は発生しません。    だからですよ。

noname#172639
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました★

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.1

昔の火あぶり刑の死因は分かりません。 しかし現代の火災との違いは知っています。 現代の火災においての死因は、一酸化炭素中毒によるもの以上に建材から出る各種有毒ガスを吸ったことによるものです。 火災現場の写真や映像をご覧になったことがあると思いますが、モウモウと真っ黒い煙が出ていると思います。あれを吸い込むとほぼ即死してしまうぐらい有毒なのです。 最近の火災現場では、煙を吸い込んで動けなくなり、その後焼かれてしまったものの、検視で焼死ではなくガス中毒死(限りなく即死)というのが多く見られます。 現代建築物火災の煙の恐ろしさ:http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/seikatsu/hinan.html また、以前に早稲田のスーパーで子供が花火に火をつけたのが原因で起きた火災がありましたが、そのスーパーの上部がマンションで、たまたま窓を開けていた5階などの住人が1ヶ月ぐらい入院する重症になっています。ただ単に上がってきた煙を吸ってしまっただけなのにです。 火あぶりの刑の際は木材とせいぜい油(当時は植物または動物性でしょう)ですから、建材のような有毒ガスは発生しません。 ですので、煙を吸って即死するというようなことはなく、やけどによる外傷性ショックか気道がやけどしたことによる呼吸困難で死亡したのだと思います。 まあ、どちらもイヤですけどね・・・

noname#172639
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました★