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mmHg→Pa
例えばの問題。 水銀柱の問題です。 PV=nRT でR=8.3×10^5[Latm・Kmol]とすると、40mmHg、体積を30cm3, n[mol]、27℃とするなら、 40/760×10^5×30/1000=n×8.3×10^5×(27+273) となります。 40/760×10^5 の部分に次いて、何故10^5なのでしょう? mmHg→Paの変換の時、 40/760×1.013×10^5 とはならないのでしょうか??
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#1です。 先の回答で基本的な間違いがありましたので、訂正してお詫びいたします。 国際的な化学関係の標準・基準を定めているIUPAC(国際純正・応用化学連合)が、1982年に"標準圧力(標準大気圧、1気圧、760mmHg)"を100000Paにするように勧告しました。 ↓ 国際的な化学関係の標準・基準を定めているIUPAC(国際純正・応用化学連合)が、1982年に「標準状態の圧力」を100000Paにするように勧告しました。」 これは、標準状態への換算の場合に違ってくるということです。 2重の間違いをしてしまいました。 1.標準大気圧と標準状態の圧力を取り違えたこと。 2.質問とは関係のない回答をしたこと。 です。 質問の場合は、 mmHg→Pa の換算の話なので、上記の問題とは別です。 これは、水銀の高さに水銀の質量と重力加速度をかけるのだから、水銀の質量と重力加速度が変わらなければ換算の係数も変わりません。 したがって、質問のように、 40/760×1.013×10^5 が正しいでしょう。 0℃で水銀の密度は、13.5951×10^3 kg/m^3 標準の重力加速度は、9.80665 m/s^2 だから、 0.76[m]×13.5951×10^3[kg/m^3]×9.80665[m/s^2]=1.013250144×10^5[N/m^2]=1.013×10^5[Pa] です。 これは変わらない。 ただし、元のデータの有効桁数が2ケタということであれば、誤差の範囲ということになり、10^5でいいということになります。
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- htms42
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#3です。 早とちりで0.83としてしまいました。 0.082ですね。 #4様 ありがとうございます。
- c80s3xxx
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R は,L・atm/(K・mol) で取るなら,0.082 J/(K・mol) で取るなら 8.3 8.3×10^5 なんて,普通に使う単位系では出てこないだろう.わけがわからん.
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
>R=8.3×10^5[Latm・Kmol]とすると この数字が違います。単位も違います。 1気圧、0℃(=273K)で1molの気体の体積が22.4L この数字を使えばR=0.83[Latm/Kmol]です。 「・」と「/」の違いは変換ミスだと思いますが 10^6 の違いはちょっと困ります。
- okormazd
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これは、あなたが疑問に思うだけではなく、現在混乱中の問題です。(と私は思うのですが、不勉強で解決されていることを知らないのかもしれませんが) 国際的な化学関係の標準・基準を定めているIUPAC(国際純正・応用化学連合)が、1982年に標準圧力(標準大気圧、1気圧、760mmHg)を100000Paにするように勧告しました。 それ以前は、ISO1954年の決議で101325Paとされているものが使用され、それはIUPACの勧告にもかかわらず、現在も各方面で使用が続いています。 要するに、学会や研究機関などの団体によって、IUPACを使うかISOを使うかわかれているのです。それだけではなく、同じ団体内でも、分野によって違うという状態になっていて、混乱状態です。統一されけていない。 したがって、質問の場合は、特に指定されていなければどちらでも構わないということでしょう。この場合の違いは誤差の範囲ということです。 http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/~nagano/ssp.htm