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時々起る特権状態
- 母親由来の遺伝子は哺乳類接合体の初めの細胞処理制御を行い、そしてこれは2細胞期においてのみ行うことが可能でこの時の接合体が持つゲノムは活性化され、そして発生の完全な制御をすると考えられる。
- the rest of the ES cell n the cultures.
- 数は変わるが、
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>(6)However it remains to be seen whether the two-cell-like ES cells have the potential to generate a complete, live organism. 「しかしながら、2細胞様(よう)ES細胞が最終的な生きた有機体(≒生物)を創る能力があるかどうかは、今後を待たなければならない。」 live organismは、字義通り、live(生きた) organism(有機体)でOKです。completeの間にカンマがある理由がちょっと分からないですが。 細胞が活動や分裂するなら細胞レベルでは生きています。しかし多細胞生物は、たとえば体を構成する細胞の大部分が生きていても、生物として生きているとは限りません。 >(7)A precise analysis of single ES cells is required to understand how they generate different cell types, and whether the cells' fate is determined stochastically or is a pre-programmed property of individual cells. 「単細胞状態のES細胞を正確に分析するには、ES細胞がどのように異なるタイプの細胞に変化するかを知らねばならない。そして、細胞が辿る変化過程が確率的に決定されるのか、それとも個々の細胞には、あらかじめプログラムされた固有性があるのかも知らねばならない。」 >(8)In particular, transition of ES cells through a two-cell-like state may be curcial for 'resetting'the epigenome, for the repair and maintenance of telomeres, and for refreshing the core genetic network underlying pluripotency. 「特に、2細胞様段階を通じたES細胞の変化は、エピゲノム(DNAメチル化等による生後の染色体機能変化)の『初期化』、テロメアの修復や維持、多分化能の基礎を成す細胞核遺伝子ネットワークの回復に決定的な役割があるかもしれない。」 refresh(ing)は、コンピュータ用語としたほうがいいのかもしれませんが、ネットワークということでは、どうも適切な感じの用語が思いつきませんでした。 >(9)It may also advance our knowlede of the mechanisms of cellular rejuvenation and reprogramming in early germ cells, which eventually develop into sperm and eggs. 「それにより、早い段階での生殖細胞について、生育を逆転させ、再プログラムするという仕組みに関する理解を推し進める可能性があり、ついには精子と卵子に分離することすら可能になるかもしれない。」 なんだか、物凄い大風呂敷を広げているような感じです。細胞分裂前の単細胞状態の受精卵での変化ならともかく、2細胞となったものが、単細胞に戻り、さらに精子と卵子に分離する。うーん……。 >These cells are considered to be immortal, as they have the potential to generate a whole organism and therefore all subsequent generations. 「これらの細胞は不死性を持つと考えられる。なぜなら、それらの細胞は生物全体を作り出し、その結果として次世代を生み出すからである。」 クローン動物はテロメアが短いままクローニングされるから寿命が短いという話があります。しかし、普通に親が子をなせば、子の寿命は親と同等です。それなら、どこかでリセットされている。そういう話かと思います。
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>(1)Maternally inherited gene products initially control cellular processes in mammalian zygotes, and it is only at the two-cell stage that the zygote's own genome is activated and assumes full control of development. 「母系由来の遺伝子産物は、まず哺乳類の接合子(≒受精卵)内で細胞プロセスの制御を開始する。それが、たった2個の細胞に分裂した時点で、接合子自身のゲノムが活動を開始し、おそらくは成長における全ての制御が行わるようになっているはずである。」 >(2)the rest of the ES cell n the cultures. >このrest of は培地のES細胞の残りという訳でいいのでしょうか。 この部分を見る限り、そのようです。 >(3)although in variable numbers. >数は変わるが、と訳していいのでしょうか。 これだけでは何とも言えません。それ以外にも「変数にも関わらず」「多変量にも関わらず」「数(値/量)的にさまざまではあるが」などなど、いろいろあり得ます。 意味の紛れが無いよう気を付けた厳密性のある文章ですと、文単位でも迷うところで、さらに文の一部だけでは意味の判別できないことが少なくありません(特殊な用語があれば別です)。 >(4)such cells are not obtained from blastocysts but by reprogramming' differentiated cells such as fibroblasts. 「このような細胞は、胚盤胞から(直接)採取するのではなく、線維芽細胞などの分化細胞の『再プログラム(体細胞の核がES細胞に初期化される現象)』によって得られる。」 reprogramming'は'reprogramming'のように囲ってなかったでしょうか。 なおbutに続く動名詞句、reprogramming differentiated cells such as fibroblastsが意味上の主語ですので、受動態でbyとなっています。reprogrammedではないことが、注意点かもしれません。 >(5)Crucially, the researchers established that the rare ES cells, but not the rest of the ES cells in a culture, can contribute to both fetal and placental tissues, thereby fulfiling a key attribute of totipotency. >重要なことに、研究者らは培地においてES細胞の残りには見られなかったが、珍しいES細胞が胎児と胎盤組織の両方、特に前文脳の重要な寄与を果たすことに寄与することを確かめた。 「決定的なことは、研究者らが見出したのは、培養組織のほとんどのES細胞には見られない、希少なES細胞が胎児組織と胎盤組織の双方で機能していて、それが分化全能性の最も大事な属性(キー属性)になっているということだ。」 ちょっと野暮用です。もし、ご質問が閉じられていなければ、また戻ります。
お礼
早速のお返事誠にありがとうございます。 是非残りの部分も時間がございましたらご教授の程よろしくお願い申し上げます。 再プログラムという言葉はES細胞の論文でかなり出てきますが体細胞の核がES細胞に初期化されることなのですね。 今回はポイントごとにわからない言葉が多く、その分文章の引用が少なくなり訳をするにあたりかなり煩わしさを有する形になり誠に申し訳ございません。
お礼
早速の補足誠にありがとうございます。 最後の文章の説明は頂戴した補足からいろいろ考えさせられました。 テロメア長が短いからドリーは早死にしたというのはあまりにも有名な死因を示唆する考えですよね。 新しく作られたものではそれがどこかでリセットされているという考え。非常に興味深いお話でこの日本語訳は忘れられないものとなりました。 実際、同じ細胞を人口的にコピーするのと親が子を産むシステムとでは遺伝子の発現がどのように異なるのかが非常に興味深いです。 それを考えると完全な分化能があるものは不死身という考えなのですね。