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アララト山で見つかった木片

それってノアの方船の残骸でしょうか? でもあの話しは聖書にある創作じゃないのでしょうか? 気になって夜も眠れません

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  • xiansui
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回答No.2

聖書のアラビア語の原文は「アララテの山々」と複数形になっています。 アララテは「ウラルトゥ」のヘブライ語読みです。 ウラルトゥは現在のトルコに存在した王国で、ヴァン湖を中心として、現在のアルメニアやイランの北部までも含む広大な地域でした。 ここには、沢山の山があり、アララテ山もその1つにすぎません。 また、「創世記」第7章には、全地上の山が水で覆われたといいます。 仮にエベレストの標高(8848メートル)まで、40日間で到達する雨量は、1時間で9000ミリ=9メートルを超えます。 これは1平方メートルあたり「毎分150リットル」の降雨量となり、木造船が耐えられるとは考えられません。 (これだけの水がどこに消失したのかも不明) ナヴァーラ1955年に持ち帰った7つの木材は、6つの施設で年代測定が行われ、全て2000年以内だとの結果が出ていますので、紀元前のものではありません。 ジョージ・ジャマルが提出した「箱船の破片」は、カリフォルニアの線路で見付けた木材を古く偽造したものであると、本人が発表しています。 2010年4月の発見された木材も、探検隊に参加した考古学者のランドール・プレイスがフェイクだったと発表しています。 (黒海の近くの古い建造物から取り外し、アララテ山まで運んで組み立てたそうです) 実は、ノアの箱舟には元ネタがあります。 それが、古代メソポタニアの「ギルガメシュ叙事詩」です。 この中では、神のお告げに従って「ウトナピシュティム」は箱船を造り、7日間漂流してニシル山に漂着します。 その後、ウトナピシュティムは窓から鳩を放ちますが、地上に休息できる所がないので戻ってきてしまいます。 このエピソードは「創世記」の第8章の >また、彼は水が地の表から引いたかどうかを見るために、鳩を彼のもとから放った。 >鳩は、その足を休める場所が見当たらなかったので、箱船の彼のもとに帰ってきた。 このエピソードと一致するのは明白です。 「ギルガメシュ叙事詩」の成立は紀元前2000年頃、対する「創世記」の成立はそれよりも新しく、いわゆる「バビロン捕囚」の時代(紀元前598-538年)より後とされています。 メソポタニア地方では、度々チグリス河が氾濫して大洪水を起こしていました。 この災害の記憶が洪水伝説となって、まず「ギルガメシュ叙事詩」に組み込まれます。 そして、それを解放されたユダヤ人がエルサレムに帰還する際に、洪水伝説も持ち帰って「創世記」に組み込んだのではないでしょうか?

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございました

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回答No.1

わかりません。そもそも聖書には「アララテの山々」に着いたとあって「アララテ(ト)山」という特定の場所ではなかったとのことですし、木片だけなら山にあっても不思議ではありませんのでその木片だけで真偽判断することはできません。 少なくともアララト山の中腹までが水没するほどの水量がどこから来てどこへ行ったのか、その時期の世界各地では「洪水で滅亡した痕跡」がないので「聖書の創作」と考える方が適切です。

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございました

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