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国民国家について
国家という際に、最近では、「国民」という言葉を上に付けますが、あえて付ける意味はあるのでしょうか。
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「最近では」ですか？ どんなところで使われているかを示して頂くと答えやすくなるかもしれません。 私は主に１９世紀頃の政治社会情勢を説明する際に使われる概念かと思っていました。 それまでの君主制国家に代わって登場した、自覚を持った国民によって構成される 国家のことです。 最近の情勢を表すのに使われるとしたら、何だろう。冷戦の終結によって、イデオロギーに 代わって民族が国家の成立基盤としての意味合いを強めたということかな？それとも、 国民国家として統合された政体が望ましいのに、実際は多民族に分裂しているということかな？
補足
ありがとうございました。 たとえば、神野直彦氏の著作や(最近こっていますので）「哲学って役に立つの」(祥泉社）での西研氏の発言など。 意外に思ったのは、わたしもRANXさんと同じ感じを抱いていたことですが、間違いなく、国民国家という言い方がなされているように思うのですが。