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微分と三角関数の公式の関係
- 微分と三角関数の公式の関係について調べました。
- サインやコサインに±90度を足すと得られる公式について興味深い覚え方を知りました。
- ±90度の倍数を足す公式はすべて一つの応用で覚えることができることがわかりました。
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sinX ← -cosX ↓ ↑ cosX → -sinX この微分関係におけるXはラジアン単位であることをお忘れなく。 Xの単位が度「°」なら成り立ちません。 Xの単位が度なら、ラジアンに変換してから微分しないといけません。 微分するたびに変換係数π/180が出ます。 Xを度[°]単位とするとX[°]=X*(π/180)[ラジアン]に変換してから微分してやります。 dsin(X*π/180)/dX=(π/180)*cos(X*π/180) など。 なので原則として、微積分の場合はsin(X)やcos(X)のXの単位はラジアンでないといけません。 >ここで、「±90度の倍数」をたしても成り立っている、ということが興味深いです。 これは「±π/2の倍数」をたしても成り立つ。とラジアン単位の角度にすべきです。 {sin(x+a)}'=cos(x+a) ...(1) {cos(x+a)}'=-sin(x+a) ...(2) 位相(角度)の単位はラジアンです。 合成関数の微分公式を使えば d(x+a)/dx=1 なので、三角関数の位相(角度)に定数aがあってもsin,cosの微分関係は成り立ちます。 aは任意定数なので a=±π/2[rad](±90°のこと)であっても、a=±π/4[rad](±45°のこと)であっても成り立ちます。 >これがあれば覚えにくい >90度の倍数を足す公式 ←「π/2[rad]の倍数を足す公式」としないといけないですね。
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- alice_44
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第一点: それが成り立つような関数を sin, cos と定義したからです。 三角関数の定義には、いくつかのやり方がありますが、 微分方程式を用いた定義では、そのようにやります。 第二点: sin の中身を +π/4 ずらすには、1/2 回だけ微分すればよいです。
補足
すいません、日本語がまずかったようです。補足します。 sinX ← -cosX ↓ ↑ cosX → -sinX 回答者さまは「XがX+(定数)であってもXについて微分するとき、 sin(X+定数)=cos(X+定数) が成り立つことなどを教えてくださったのだと思います。 私がききたかったことはそうではありません。説明不足で申し訳ありません。 実際に質問したかったことを説明するために一旦図を書き直します。 (4) sin ← -cos ↓(1) ↑(3) cos (2)→ -sin ここで、まず上の図は「三角関数の覚えにくい公式を覚えやすくするための図」だと念頭においてください。 sin(θ+π/2)=cosθ cos(θ+π/2)=-sinθ ・・・というようにπ/2たして得られる公式、つまり「余角の公式」がありますよね。(覚えにくい公式とはこのことです) (1)ではsinの余角はcosであると示しています。 ・・・これを応用すると、sinの補角は-sinであると分かります。 つまり、矢印ひとつ分がπ/2を1回足す分に相当しています。 これらを応用してどんどんsin(θ+π/2 *n)=・・・と導くことができます。 --- ここで、この図と「微分」の関係を考えてみると、 見事に矢印ひとつ分で 微分一回分であり、あえて等式にあらわすなら {sinθ}'=sin(θ+π/2)が成り立っています。 これでなぜ補角の公式などが覚えやすくなるか、というのは、微分の公式はよく使うので覚えやすく、補角の公式は覚えにくい。そこで4つの四角形のような図形を描けば補角の公式を導けると知っておく。左上にsinがくることだけを覚えておけば、あとは順々に微分していくだけ。そうすれば補角の公式が導ける、と思ったところです。 ・・・このような図がどうして成立するのか、という質問でしたが、これで伝わったでしょうか・・?