- ベストアンサー
テナントの立退きについて
- 洋菓子店を15年営んでおります。家主から立退きを告げられております。家主の立退きの事由は老齢のため建物の管理が出来ない、面倒を見てくれる子供がいないため、建物を売却して老人ホームに入るということです。
- 立ち退きするにあたり、どれくらいの金額が必要はといわれたので、立退き、新しく店舗を作るための最低限の費用とわずかな営業補償(いわゆる暖簾代)などを算出して請求額を提出したのですが、内容については触れずに「そんな金額は無理」とその半額以下の金額を提示され、「あとはあなたが頑張りなさい」と言われてしまいました。現状ではその提示された金額ではお店をたたむほかありません。
- 質問は 1. こちらの請求金額と向こう側の提示額が合わない場合は立退きを拒否することは可能でしょうか? 2. 現在家賃の支払いが家主に手渡しなのですが(振込先もしりません)、この先家賃の受け取りを拒否されてしまった場合、どうしたらいいでしょうか? 3. 不動産屋に見放されてしまい、こうしん時期を過ぎた状態になっているのですが、今後のためにはどのように対処したらいいでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
先ずは当初の契約書をよく確認してください。 商売のための借家は(居住のための借家と違い)契約が全てです。 先ず、借家には普通借家契約と定期借家契約がありどちらの契約 であるかによって違ってきます。 状況からすると普通借家契約のように思えますが、万一、定期借家 であった場合には契約期間満了時に家主が再契約の意思がなければ 立退きしなければなりません。 以下は普通借家という前提です。 1.2.についてはno1さんの書かれたとおりです。 普通借家の場合、当初契約期間が終了しても家賃さえ払って契約 条件を守っていれば更新手続きが無くても契約は延長されます。 これは法律で保護されていますので「法定更新」といいます。 また、借家不動産を借主が占有した状態で売買することも珍しく はありませんので(賃貸収益を目的とした不動産として)あなたが 立ち退かなければ売却できないということでもありませんから、 家主の要求にはそう慌てる必要はありません。 >3.不動産屋に見放されてしまい、こうしん時期を過ぎた状態になっているのですが、今後のためにはどのように対処したらいいでしょうか? (先ず契約書を確認しろと書きましたのでそれ以外の事で) あなたが今の商売をどうしようと考えているのかが一番重要です。 例えば、これを機にもう少しいい場所に移りたい この場所で今の商売を続けたい そう遠くない先に店はたたみたい どう考えているのかによって交渉の方針も変わってくるでしょう。 移ることを前提にしても構わないのであれば、立退き料をそれなり に請求すればいいと思いますし、このまま商売を続けたいという事 であればそう主張すればいいと思います。 家主が売却に着手し始めているのであれば、仲介不動産が移転物件 の斡旋提案をしてくる等も考えられますから、そういう状況になった ら真面目に考えるということでもいいと思います。 それから老人というのは一度怒らせると頑迷になりがちですから、 家主に同調する必要はありませんが、あなたの主張や交渉はおだやか にすることです。(あなたの店の洋菓子を差し上げるとか)
その他の回答 (1)
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
不動産賃貸業を営んでおります。 1、立退きを拒否することは可能でしょうか? 質問者さんの場合、退去を拒否してくださってかまいません。 その大家が言っているのは、法律で認められた「立ち退きを求める理由」になっていないからです。 2、この先家賃の受け取りを拒否されてしまった場合、 本当に受け取り拒否されてからの話になりますが、たいがい登記所(地方法務局)と同じ建物内にある「供託所」へ行って供託するしかありません。 3、今後のためにはどのように対処したらいいでしょうか? 契約書をよく読み直して、債務不履行にならないように注意してください。 例えば、家賃滞納、用途違反などです。 契約内容によっては、無断改装なども問題になります。
お礼
回答ありがとうございます。 とりあえず現状の不安は多少解消されそうです。 まだ不透明な面もあるのですが、意固地にならぬようこの先進めて生きたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
御回答ありがとうございます。 とりあえず当面の不安は解消されそうです。 今後まだまだどうなるか不透明ではあるのですが、意固地にならぬよう、前向きに進めて行きたいと思います。 ありがとうございました。