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複素数について
虚数単位iを導入すると複素係数多項式の解は複素数の中にある。つまり複素数の代数閉体は複素数というのがありますが、何故なんでしょう。言いたいことは分かるのですが、例えばX^2=iの解も複素数ということになります。どうして多項式の解は複素数の範囲に収まるんでしょうか?哲学的というか直感的な説明を誰かしていただけませんか?
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- graphaffine
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hyper-cubeさん、こんにちは。 >例えばX^2=iの解も複素数ということになります。 このような書き方ですと、このように成るのがおかしいと おっしゃってるようですが、その理由を教えてもらえますか。そうでないと、質問の趣旨が分かりかねますので。 あと、僭越ながら意味不明な部分を指摘させてもらいます。 >複素数の代数閉体は複素数 複素数体の代数的閉包は複素数体、或いは同じ事ですが、複素数体は代数閉体である。 の勘違いでしょう。
- ranx
- ベストアンサー率24% (357/1463)
直感的にということなので、証明は置いておいて。 例えば f(x)=x^2 という関数があったとします。 xが実数である時、f(x)は負でない実数の範囲に収まります。 関数は、いわば実数直線を0の点で折り曲げるような働きを します。(多少伸縮しますが。)元の実数直線と比べると、 正の領域では線が二重になっているのに対し、負の領域では 線が存在していません。 xが複素数の時はどうでしょう。二乗すると偏角が二倍に なりますから、これは、複素数平面を原点0の回りに グルグルと二重に巻きつけるようなイメージになります。 面が覆っていないような点は存在しません。したがって、 どうのような点zをとっても、f(x)=zとなるような点xが 存在することになります。 f(x)=x^n と任意の自然数にしても、巻きつく回数が異なる だけで、面が複素数平面全域を覆うという性質は変わりません。 それに加減乗除等の演算を加えても、やはり面は全域を 覆っているのです。 このことは、任意の代数方程式f(x)=0 が必ず解を持つことを 意味します。 こんなイメージでいかがでしょう。
- keyguy
- ベストアンサー率28% (135/469)
これはガウスが最初に証明した代数学の基本定理です。 代数学の基本定理: 任意の複素係数多項式f(z)においてf(z)=0となるような複素数zが存在する。 1つ存在してそれをaとすればz-aで割れるから結局この定理を繰り返し適用してfがn次だとするとn個の複素数根が存在するということが分かる。 ガウスはこれを証明する方法を3つ提示したそうです。