- ベストアンサー
考えを言語に表す練習方法について
私の頭の中では概念をしっかりと持っているのですが よく定義し忘れたり、あたかも共通理解かのように比喩や言葉を話してしまいます。 相手の土俵=相手の世界観及び考え などと決めてつけて定義なしで相手の土俵という言葉を使ったりです。 こういった言語の使い方をしていて議論などで非常に問題になるのです。 このような言葉遣いを避けるには、どのようなことを心がければいいのでしょうか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.1で回答した者です。 今回のケースで言えば、「言葉が正確でない」ということになりそうですね。 重箱の隅をつつくようですが、最初のご質問では、「話してしまいます」と書かれています。 「話す」=「会話」と、私は理解してしまいました。 文章によるやり取りで、互いに誤解が生まれるケースというのは、いくつか理由があると思います。 私の場合は、原因は3つ位に絞れるように感じています。 まず、今回のように使っている言葉が正確でないケースですね。 動詞の場合は、「理屈はそうなんだけど、なんとなく言葉のあやで書いちゃった」というケースもよくあると思います。 慣用句や名詞の場合には、覚え間違いがあります。私などは、「確か、こんな字だったけれど・・・」と字を確認するつもりで辞書機能で検索したら、意味が違っていて冷や汗をかいてしまったことがあります。 これをなくすには、とにかく辞書を引くしかないと思います。「他人と話がかみ合わない」、「誤解された」、そんな場合は、とにかく辞書を引いて正確な意味を確認するようにしています。 次に、日本語に特有の問題だと思いますが、主語や述語、目的語を省略するために発生する誤解ですね。 文章の場合は、幸い読み直しが可能ですから、一旦書いた後に、5W1Hが欠けていないか、誤解しやすくないか、できるだけ批判的に読み直してみます。自分の文章ですから、どう読み直したところで、見過ごしてしまう所はあるんですけれどね。 特に、「誰が」、「何を」、「どんな時」は誤解してしまうとズレが大きいので注意したほうがよいと感じています。 相手の文章に返事をする場合にも、「あれ?」と思った時には、「こういうことですよね?」「こういう場合なら」と条件を付けて返すようにした方が、傷は浅くて済むみたいですね。 最後は、「自分の考えは自分しか分かっていない」ということを忘れないようにすることだと思います。 文章は、会話と違って残りますからね。相手との相性によって、何気ない単語ひとつ、言いまわしひとつが、掛け違った時に修正が利かない場合があります。 自分は相手の趣旨を100%理解していることなどありえないし、相手が自分の趣旨を100%理解することもありえない、という前提で書くようにしています。 文章がうまくなる方法、文章での誤解を防ぐ方法は、正直「これが絶対」というものはないと思っています。 強いて言うなら、「あれ~?」と感じてしまった時に、なぜ違いが生じたのかを考えることではないでしょうか。 数をこなして、慣れるしかないのかもしれませんね。 お役に立てない回答で申し訳ありません。
その他の回答 (4)
- umimarukun
- ベストアンサー率59% (279/469)
> 私の頭の中では概念をしっかりと持っているのですが 私はこのことにとても疑問を感じます。 その概念とは本当に一般的なものなのでしょうか。 例えば、相手の土俵=相手の世界観及び考えという定義。 私が質問者さんから「相手の土俵」という言い方を聞けば、 私は相手のレベル、相手の範疇のことかなと受け取りますが、 決して相手の世界観とは考えないでしょう。 では、どうして私は定義どおり受け取れないのでしょうか。 土俵という言葉は、よく「同じ土俵で」という具合に使われます。 その意味は「相手と同じ条件で」ですね。 しかし、「私の土俵で」とか「あなたの土俵で」という使い方は 非常に稀だと私は思います。 つまり、そこには質問者さん独自の解釈・定義づけがなされていて、 一般的な表現ではないということなんですね。 これでは会話の中にしても文章の中にしても 誤解が生じても仕方ありません。 おそらく原因はそこにあるのではないでしょうか。 これを改めて誤解を生じさせないようにするためには、 自分独自の表現を極力使わないことです。 「相手の土俵」というような自分だけの表現を使うことを止めて、 ちゃんと「相手の世界観や考え」と言うようにして、 相手が理解しやすい言葉を選ぶことが大切だと私は思います。 その上でどうしても「相手の土俵」という言葉を使いたければ、 表現の置き換えをきちんと伝えればいい訳です。 「・・・相手の世界観や考え、これを私は『相手の土俵』という言葉で 表現しているのですが」 言葉はきちんと通じてこそ意味があります。 以上、ご参考になれば幸いです。
お礼
>つまり、そこには質問者さん独自の解釈・定義づけがなされていて、 一般的な表現ではないということなんですね。 そうなんですね。しかもそれが当たり前かのように私が言ってしまうので余計に質の悪いことになってしまうんですよね。。。 >言葉はきちんと通じてこそ意味があります。 本を書くわけでもありませんから、私の定義付けの色が強い言葉はできるだけ使わず、平凡な言葉で表現するよう心がけてみます。 ご回答ありがとうございました。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
世に絶対の真実など無いこと、いま真実と思われるものも、単に、今日の仮説に過ぎないのだという認識が必要です。こういう作法は、卒論とか、修論で培われているものと思われますが……。 知識、情報量を増やしつつも、そういう努力によって知り得た限られた情報内での仮説なのだということで、新事実(情報)があれば、即座に、仮説修正が迫られべきと思います。 何事も決め付けないこと、そして、各人の立場なり、視点により、あらゆる事象が別物に見えるという、そういう可能性を認識しなくてはなりません。 自分のポジションを明確にし、そして、相手のポジションを確認するという作業を省いてはいけないということです。文章にする場合、相手のポジションが理解できなければ、そういう考え、認識の人もいるのかと、世の中は広いなあということで、捨て置くにこしたことはありません。相手の立場・視点が理解できると思われた際にのみ、反応すれば良いのだと思います。逆に、質問をするということなら、自分のポジシションを明確にすることで、適切な答えを期待できるのだと思います。
お礼
もちろん私は哲学をかじってますし、時間の存在以外基本的に疑っています。 >何事も決め付けないこと、そして、各人の立場なり、視点により、あらゆる事象が別物に見えるという、そういう可能性を認識しなくてはなりません。 そう、問題はここなんです。 特に言葉の辞書との定義のズレなどが問題となるのですが、そこを疑う姿勢を持つためにはどうしたら良いかということなんですね。 >相手のポジションが理解できなければ わからなかったら分からないといいますのでそれは大丈夫です。 >自分のポジシションを明確にすることで 私の中では書き終わって確認するとこれで間違い無いやろ!と思うんですが実際質問してみると大変なぐらいの言葉の使い間違いや定義不足が出てくるんです。 ご回答ありがとうございました。
書いた文章をすぐに投稿しないで一晩寝かせて翌日他人の文章だと思って読み返す。そして「へたくそだな、こいつ」と添削してやる。 プロも使っているやり方です。
お礼
確かに文章が下手くそなこともありますが、そちらの方よりも誤りがなく相手に考えを伝える方のやり方をしりたいのです。 似たようなやり方を試みたこともありましたがやはり間違って伝わりました。 ご回答ありがとうございました。
- ka28mi
- ベストアンサー率41% (969/2315)
40過ぎの会社員です。 言葉づかいの問題というよりも、話の進め方の問題といった方がいいように感じました。 議論に入る前、議論に入ってから話がかみ合わないと感じた時、こまめにお互いの認識違いがないか確認してみてはいかがでしょう? たとえば、「自分は『相手の土俵』っていう言葉は、『相手の世界観と考え』って思って使ってるけど、同じかな?意味通じてる?」という風にですね。 私でしたら、「『相手の土俵』っていう言葉は、『相手の専門分野』『相手が自分よりも有利な状況』を指すと思っていたなぁ。それでニュアンスが違ったのかも」と返すと思います。 そこで認識をすり合わせれば、問題ないと思いますよ。
お礼
今回もちょうどここに代表される質問サイトなどでと書くのを忘れていました。 ニュアンスが違うのかと思えば、土俵を相手は相手の世界観すべてを知った上でという風に解釈していたり、私が予想だにしなかった大きな違いがよく生じてしまうんですよね。 ご回答ありがとうございました。
補足
会話はすぐに確かめられるので大丈夫なんですが、こういった文章の場合です。 質問の不備で申し訳ない
お礼
>「話す」=「会話」と、私は理解してしまいました。 まさにこんなのです。 私は人と双方向のコミュニケーションを取るこういった質問や会話も含めて言ったつもりでした。 >とにかく辞書を引いて正確な意味を確認するようにしています。 私は難解な「敷衍」などといった言葉は殆ど使いませんし、指摘されればこっちの方が適切ですねと治すことはできるのですが、書いているときは気づかないんですよね。 >特に、「誰が」、「何を」、「どんな時」は誤解してしまうとズレが大きいので ありがとうございます。 気をつけてみます。 >条件を付けて返すようにした方が、傷は浅くて済むみたいですね。 相手を批判する時はそうするように心がけています >なぜ違いが生じたのかを考えることではないでしょうか。 どの分野にも共通するのはこれなんですかね。確かに自分のこういった問題の間違いについて質問することはあっても向かい合ったことはなかった気がします。 十分役に立つ回答です。質問の的を射た回答が帰ってくるだけでも感謝してます。 ご回答ありがとうございました。