- 締切済み
もし過去に行けるとして、親を殺したら……。
もし、過去に行けるとして、自分の親を殺したらどうなると思いますか？ 親を殺したら、自分は未来において存在できない。未来において存在できないのなら、自分は過去に戻って親を殺すことも出来ないはずだ。 親を殺した自分は何なのだろうか？ もし本当に過去へ行けるようになったら、このパラドックスはどうなるとおもいますか？ なお、今回は多世界解釈は無しとします。
- 唯野 猫助（@chitaniumu）
- お礼率74% (386/518)
- 哲学・倫理・宗教学
- 回答数25
- ありがとう数11
- みんなの回答 （25）
- 専門家の回答
みんなの回答
- Y Y（@yy8yy8az）
- ベストアンサー率17% (89/501)
現在につながっている過去に、この身このままで行けるとしたら、その過去に現れた瞬間に、現在につながっている過去ではなくなってしまうように思います。 現在につながっている過去には、今の自分はいないのだから。 だから現れた瞬間から、その世界（宇宙）はアメーバーが体を二分裂し増殖していくように、別の世界となって現象していくはずです。 貴方はその別の世界で親を殺すことになり、したがってその世界ではあなたは誕生しないことになります。でもタイムスリップした今のあなたは存在します。まるで宇宙人のような存在として。 過去に戻るという想像は時空？が違ってしまうように思います。 過去は消えて行き、未来はまだ無く、どちらも“無” “有”は今、だけ。 “今”は一瞬。一瞬は“無” と、思えば、“有”は“継続” 継続とは時間。存在とは時間。 無とは時間が無いと云うこと。 脱線しましたが、過去は消えてしまっています。 でも、悟りの世界を体験した人（釈尊とか）が言うところでは、精神の世界は時間とか空間とかは関係ないらしい。 だから、精神は悟りの世界に入れば自由に過去にも未来にも行けるらしい。 宇宙とは水晶の玉の中の映像の様なもの。 時間も空間もその中に納まっている。 精神とはその水晶の玉、そのもの。
- Tefu_Tefu
- ベストアンサー率27% (87/322)
こんばんは。 もしタイムマシンで過去にも未来にも行けるとしたらですよね。 人間が五感で認識できるのは、生まれてから死ぬまでの自分と、自分の頭の中で想像できる概念だけです。貴方が行くことができる過去や未来もこの中に含まれてしまいます。 貴方が、昔の映像で過去を見たなら、その範囲の過去は、貴方の認識に於いて確定されてしまいます。それ以外の過去も、貴方が認識した時点で確定します。貴方がタイムマシンで行くことができるどんな過去もこの中に納まってしまうと思います。 たとえば、貴方は過去の両親が分かりますか？貴方は両親が死んだ後にどうやって生まれますか？分からないのなら、今の貴方では、過去に行っても何も区別できないということです。また、未来に行っても、今の貴方では、何も区別できないということです。 私は、以上のことから、今の世界に於いて過去の貴方や未来の貴方がいても、今の貴方には見分けることはできないと思います。たまに、ドッペルゲンガーを見る人はいるとか聞くけど、脳の病気かな？
お礼
回答有り難うございます。 なるほど。面白い考え方ですね。 つまり、過去に言っても、未来に行っても、その瞬間から、何も区別が出来なくなるから。親を見分けて殺すことは出来ないということですね。 でも、大量破壊兵器でで世界中の人間を皆殺しにしたとしたらどうでしょう。見分けがつかなくても殺すことはできます。 するとパラドックスが起きてしまいます。 ちなみにドッペルゲンガーは脳腫瘍にかかっている人が多く見るそうですよ。 側頭葉と頭頂葉？ だったかな。そのあたりにできると、見えてしまうのだとか。 逆にドッペルゲンガーを見たら脳腫瘍だって事が分かるんですから便利ですね（笑）
- ～～～ ～～～（@314h）
- ベストアンサー率0% (0/0)
決定論的考えですが殺す行為が実現すると決まった時点で、すでにそれから先起こることは決まっている。 遡ればその人が存在した瞬間にその親を殺すことが決まっているわけですから、このパラドックスを満たす解はそんな人間はそもそも存在しない、つまり誰も自分の親を殺さないということになるんじゃないでしょうか？
お礼
回答有難う御座いました。 そうですね。 現代では決定論は二重スリットの実験と不確定性原理によって否定されましたけど、もし未来が決定していて、今個々に自分が存在しえているのだとしたら、殺さないはずですよね。 いや――正確には『殺せない』でしょうか？ 致命的なパラドックスを修正するために世界が許さないのかもしれませんね。
- 畑 茂夫（@Flareon）
- ベストアンサー率28% (459/1605)
精神は過去にも未来にも行けますが、それは肉体を仲介した物理作用をもたらさないので殺害はできません。 いわゆる未来予知は、縁起と言われる事の成り行きに干渉可能ですが、その範囲は自らが創造した未来のみに限られます。
お礼
回答有り難うございます。 確かに、幽霊のような思念だけしか過去に戻れないのならばそうかも知れませんね。 未来予知……今の物理学の常識で言えば在り得ませんが、もし決定論が正しければ出来るでしょうね。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
親不孝を後悔して、自らの命を絶つ。 だから、現在に戻れない（＝現在に存在しないので）。
お礼
回答有り難うございます。 それは、いやを殺す前ですか？ それとも殺した後ですか？ 殺す前ならパラドックスは発生しないですけど、後者なら発生してしまいますね。
- DESTROY11
- ベストアンサー率23% (804/3490)
親子のパラドックスですね。 逆に、そういうパラドックスが起きるがゆえに、過去へのタイムトラベルは不可能という解釈もあります。
お礼
親子ではなく、親殺しのパラドックスだったと記憶します。 たしかにそうですよね。 でも、仮に出来たなら、僕はどう足掻いても歴史が変わらないような修正力が加わるのではないかなと思っています。 でもそうすると、決定論が正しいことになっちゃうんですよね……。
- mmky
- ベストアンサー率28% (681/2420)
>もし本当に過去へ行けるようになったら、このパラドックスはどうなるとおもいますか？ ○時間で考えるのでパラドックスが生じるということですね。原因と結果の連鎖で考えるとそうはならないですね。すでに、あなたは存在しているのですから過去であれ現在であれ、その時点から貴方の原因結果の連鎖が始まるだけですね。 これは、一日前、一時間前、一分前、一秒前のあなたは同じように見えて違うという考え方ですね。 過去で起きたことに責任は当然ありますが過去の自分と現在の自分は明らかにちがいますからね。 例えば、現在のあなたがタイムスリップしてあなたの過去の時間であなた以外のあなたの存在をあらしめた存在を消したとしてもあなたは存在しますね。再度未来にタイムスリップしたとしても貴方の存在はあるわけですから、未来のあなたも存在するわけですね。ただあなたを取り巻く環境は明らかに違っていますね。あなたが親と考えた存在は未来には存在しませんから、あなたの存在は孤独なタイムトラベラーになるだけですね。 そのように思います。
- miko-desi
- ベストアンサー率19% (69/352)
時間は平等に流れるとの仮定だと、 時間を遡ると、全ての存在が未可能であった状態になるということで、 過去に行った自分は今の自分と同じ自分でもないはず。 結ばれる前の若い頃の両親は人間として存在していても、 誕生前の自分は自立した人間として存在しない、 存在はお母さんの生殖細胞（卵子）にあったぐらいでしょう。 もし人を殺すことが出来るほど成長した過去の自分が親を殺したら それが実現可能の分岐点になって現在に至る。はず。
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
バックトゥーザフューチャーで似たような話がありました。 親を殺すのではなく、母が別の男と結婚するのを阻止するというような話でした。 映画では親が別の男と結婚しそうになるので親と写っている写真の自分がだんだん消えて行くというようなシーンがありました。でも父親になる男が勇気を振り絞って不良の番長をノックアウトしてめでたく結婚することになるんです。消えかかっていた写真の自分も元に戻ります。 まあ所詮、空想の世界ですから結論は出るわけがありませんね。
- littlekiss
- ベストアンサー率14% (98/698)
漠然と「親」と書いてあるけど… 血縁関係の有無は？ 親と子といっても、師弟関係であった場合、弟子は師匠を「親方」、「親分」と、「親」と呼んだりするよね。 多世界解釈は無し、ってことだから血縁関係のある親子関係ではないってことだよね？ おたずねの、 ●過去に行けるとして、自分の親を殺したらどうなると思いますか？ ↑ 殺人犯として追われるんじゃないかなあ？ ●親を殺したら自分は未来に存在できない。 ↑ 人を殺めてしまったことに本人が耐えかね、自らが自らの命を絶ったならいざしらず、そうでなければ未来に存在することは可能なんじゃない？ ●自分は過去に戻って親を殺すこともできないはずだ。 ↑ ここちがってくるね。 できない→できる ●親を殺した自分は何なのだろうか？ ↑ 「殺人犯」or「聖人」 正義とは何か？
お礼
回答有り難うございます。 ふむふむ、多世界解釈に近い考え方ですね。やっぱり多世界解釈を使わないとどうしてもパラドックスが起きてしまいますよね。 やっぱり、難しい話ですねぇ……。