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「身にしめて」の意味は?

1.御情のほど身にしめてわするまじく候 2.心の花も桜井の 父の遺訓を身にしめて 3.にほひくる隣の風を身にしめてありし軒端の梅ぞ恋しき 4.潮騒の不断の力 身にしめて共に進まん わが理想 上記4つはすべて同じ意味でしょうか。 漢字でなくと「染める」「占める」どっちでしょうか。 よろしくお願いします。

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  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

日本語の隙間をついたよいご質問だと思います。 1。文の要素    この点から「しめる」は、自動詞の「しみる」に対する他動詞で活用はマ行下一、文語の時代にはどちらも「しむ」で自動の方はマ上二、他動の方はマ下二、です。4例とも意味は同じだと思います。 2。漢字    自動の「しみる」には染、沁、浸、滲、が『日本語大辞典』に出ています。他動の「しめる」には、締、絞、閉、搾、が出ています。     僕の考えは、4例とも、染、沁、浸、滲、系統の漢字を選ぶのがいいように思います。

yoshinobu_09
質問者

補足

ありがとうございます。 し・む=しみ・る=しめ・る と、考えると、 「身にしめて」=「身にしみて」 となり、 1.人知れず我身にしむる秋の夕風 2.悪習にしみる 3.寒気が身にしみる などの用法、意味と同じことと考えます。

その他の回答 (1)

  • kine-ore
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回答No.2

あくまでも個人的な印象でしかないのですが、あえて漢字を当てはめてみました。 1.身に侵めて…心に刻み込んで 2.身に締めて/標めて…心を引き締めて/わが所有である標を付けて 3.身に染めて…身に染ませて 4.身に占めて…わが身に具有して 他動詞下二段活用の「しむ」には、1)染む/侵む、2)占む/標む、3)締むの三傾向があるとされています。 1)「染む」は自動詞で「そむ」とも、その点他動詞の「しむ=浸透する」は「侵」へと「漸次分裂対応するようになったと思われる」(原田芳起「古語大辞典」小学館)。 2)占有する内でも、印を付ける「標」と、身に備え持つ「占」。 3)心を引き締めて事に当たる。

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