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測温抵抗体の温度測定回路について
- Pt100を使用した温度測定回路の作成についての質問です。
- 現在、入力が30mV程度の信号であるが、出力が飽和してしまうという問題が発生しています。
- 回路の配線を確認し、元の回路に誤植がないか確認してほしいという要望です。
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回答NO.1です。 追加です。抵抗R7が 100Ω になってますが、これは誤りで 100kΩ が正しい値です。 100Ω だと同相電圧に対してゲイン を持ってしまいます。
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- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
> R7の100Ωを100kΩに変更したところ、0℃で0.0V(正常)、30℃で0.9~1.8V >(ゲインによる)となりました。その間の温度ではリニアに出力が変化します。 >できれば、30℃では、3.0Vを出力できるようにしたいです。抵抗値を変えることで >ゲインを変えられると思いますが、その場合どのように設定すればいいでしょうか。 計算が面倒なのでシミュレーションであたりを付けてみました。 シミュレーションの結果を添付しました。 温度を0℃から100℃まで変化させた時の出力電圧をシミュレーションしてあります。 温度は横軸に、出力電圧は縦軸にとってあります。 添付の回路図の抵抗R10(qryoecさんの参照回路図では可変抵抗VR2のGND側の抵抗値 とR9の直列抵抗値に相当)を調整して30℃で3.0Vになるような値を求めました。 結果は90.22Ωでした。という事から、抵抗R9を51ΩあたりにしてVR2を調整 すれば何とかなりそうですね。
お礼
わざわざシミュレーションまでしていただきありがとうございました。 試しに40Ωぐらいの抵抗をR9に置き換えてみたら可変抵抗でゼロ点、ゲインともうまく調節でき、0~30℃が0~3.0Vに対応するようになりました。
- rnakamra
- ベストアンサー率59% (761/1282)
Pt100の下側がGNDにつながっていませんね。 これでは信号の基準が取れていないため出力が飽和してしまうでしょう。 またこの回路ではOPアンプの電源が省略してあります。 単電源対応もしくは入出力Rail-to-RailのタイプのOPアンプでない場合は両電源(電源のマイナス側を0Vよりも数V低くする)にしておかないといけないでしょう。 回路が問題なく動く時は入力ピン(2-3)間の電圧はほとんど"0V"になります。OPアンプが飽和しないためにはこの状態になっていないといけません。
- xpopo
- ベストアンサー率77% (295/379)
今日は、 回路を見ましたが、まず以下の点について確認ください。 1)OPアンプOP07のマイナス側電源V-(4番ピン)はマイナス電源(-3Vより 低い電圧)に 接続されてますか?もし、GNDに接続されている場合はご質問に あるように出力は飽和(電源電圧近く)してしまいます。 2)Pt100の抵抗R1(4.7kΩ)と反対側の端子はGNDに接続されてますか。(回路図 にはGNDが描かれてません) まずは上記2点を確認ください。
補足
お二方とも回答ありがとうございます。 おかげさまで、ほぼ正常に動作するようになりました。 R7の100Ωを100kΩに変更したところ、0℃で0.0V(正常)、30℃で0.9~1.8V(ゲインによる)となりました。その間の温度ではリニアに出力が変化します。できれば、30℃では、3.0Vを出力できるようにしたいです。抵抗値を変えることでゲインを変えられると思いますが、その場合どのように設定すればいいでしょうか。 もし、お分かりでしたら教えていただけませんか。 なお、書き忘れましたがオペアンプはNJM2119(単電源型)で、ブリッジに入力する電圧も同じ電源からの12Vです。 NJM2119:http://semicon.njr.co.jp/njr/hp/fileDownloadMedia.do?_mediaId=917