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お賽銭と鈴を鳴らすのは、どのタイミング?
一般的な神社でのお祈り(?)の仕方は、 「二拝二拍手一拝」ですよね? そこで質問なのですが、 お賽銭と鈴を鳴らすのは、どのタイミングなのでしょうか? 二拍手の前ですか?
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最初に鈴、又は賽銭入れた後鈴を鳴らす(諸説あり) その後に二拝二拍手一拝」
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- michael-m
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決まりなんて無いですよ。 だって、神社本庁が本宗としている伊勢の神宮に賽銭箱も鈴も無いでしょ。 日常の参拝は本当の意味では参拝ではありません。単に参拝と言うとそれは所謂“昇殿参拝”を言います。日常私たちがやっているのは「自由参拝」という略式なんです。つまり正式参拝である昇殿参拝を参考にして示された方法が自由参拝の参拝法で、これは決まりではなく参考例として示したものでした。 なので、とりあえず昇殿参拝を行うときの順で考えましょう。 祭事を行う際にはまず供物を祭壇に並べ、祭事が始まります。そして修祓(祓え)、降神、献撰、祝詞奏上、玉串拝礼、撤撰、昇神、一拝、直会となります。 賽銭は何かと聞かれたら多くの人が「供物」と答えるでしょう。祭事の中で供物を捧げるのは最初の準備と献撰です。その間に「祓え」「降神」があります。 鈴の起源は岩戸伝説の際に天宇受賣命が振った鈴矛であり、今の巫女舞になります。ですから本来なら最後となるのですが、この場合は大幣の代わりに鈴を使い祓います。また俗説ですが「鈴の音で神様を振り向かせるんだよ」と言いますね。神を呼ぶ、つまり降神の儀となります。 ですから先に供物を捧げて準備をし、祓えを受けて神を呼ぶのであれば[賽銭][鈴]の順、清め祓えを受けてから献撰であれば[鈴][賽銭]の順となります。これは解釈なのでどちらでもかまわないと言うことです。 再拝・拍手・一拝をまとめて「拝礼」と言います。 実は昔(と言っても明治初頭)においては拝礼は行動を起こす前に必ず行っていました。特に再拝・拍手は手水舎に入る前でも行なっていたんだそうです(古い神職の弁)。今でも祝詞奏上の前後に拝礼を行ないますね。 最後の一拝を祭事作法の一拝とするならば。これは祭事の最後の合図と言うことになります。ですからこの考えで行けば自由参拝の順番は以下のとおりになります。 賽銭は祭事の準備とすれば鈴の前、献撰とすれば鈴の後。 鈴を鳴らす。 再拝・拍手 神拝詞(神社に掲げられている文言)と祈願。 一拝 もちろん祝詞・祈願の前後に拝礼をしてもかまいません。上記は一案です。 あくまでも略式の自由参拝ですから、あまり堅苦しく考える必要も無いんです。 祭事の作法の順は神道概説という本を参考にしました。
お礼
参考になりました。ありがとうございます。
お礼
最初にするのですね。ご回答ありがとうございます。