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神様のお参りの仕方
二拝二拍手一拝をする場合、どのタイミングで祈願をするのでしょうか。 また、賽銭、鈴を鳴らす(縄を振って)との順番はどうなりますか。 よろしくお願いします。
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これには様々な説があります。以前見た神職の方の日誌には、儀礼を決める際にかなり論じ合われたと書かれていました。 基本的に一般人の拝礼様式はありません。今言われているのは神職の儀礼に準じた方法を指導しているのです。祈願は祝詞奏上に準じます。 実はこのタイミングも、拍手の前と後、両方あるのです。だから絶対的なものではないとお考え下さい。 拍手自体も「ここで」というものがありません。以前は手水の前後でも打たれていました。 つまり何かをする前後の全てに打っていたと言うことらしいです。逆に室町以降、殆ど打たなかった時期も度々あるそうです。 現在定着している(神社で見かけたり書かれている)と思われる順番を纏めると以下のとおりです。 1)拝殿前に立ち軽く会釈 2)賽銭を入れる 3)鈴祓いをする(鈴を鳴らす) 4)二拝する(二拝は二度続けて深くお辞儀する事です。二礼はお辞儀の間に一瞬の“間”を空けます) 5)拍手を打つ 6)祈願 7)一拝した後に、軽く会釈(最初と最後の軽い会釈を“揖(ゆう)”といいます) 8)後ろに後ずさり、或いは横に移動し、下がる 賽銭には供物という意味と、祓いの意味があります。供物の場合にはそっと入れ、祓いの場合は投げます。 私は基本、供物を考える方が良いと思っています。捧げ物は最初にあげておくから最初ということです。 拍手と祈願の順番は、先に述べたように、祝詞の前後に打ったり、後に打ったりもするので、どっちが先でも良いと考えます。 私自身は、最近、祝詞奏上後に打つ方がしっくりきています。(私はまだ神職ではありません、念のため) 祝詞は「感謝」「祈願」の二つから構成されています。だから日常の参拝でも、まず参拝に来れた事、守っていただいたことに感謝し、それから祈願を言うのが順序でしょう。 また、願いはその場のものではなく、日常常に欲している事を言います。ですから神前で長々願いを言わなくても通じています。 思いを出している間は神様の気を得る事が出来ません。神前に赴いたら、心を空っぽにして神気を身体一杯にいれる、それが加護や発展の力になると思います。 卒業式を思い出してください。証書を受け取った後、最低一歩は後ずさりしてから向きを変えて離れますよね。目上の方のそばから離れる際は皆同じです。 ただ、神社によっては混んでいたり、十分な空間がなかったりしますので、怪我などしないよう臨機応変に対処しましょう。(参拝者が一歩下がれる余裕を空けるのも順を待つ者のマナーだと思いますけどね)
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- masatokina
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1,「二拝二拍手一拝」の間ずっと祈願 2,拍手のあと手を合わせて祈願 3,二拝し、手を合わせて祈願し、改めて二拝二拍手一拝 3が丁寧な作法、1と2が同じくらいです。 神主の作法は再拝、祝詞奏上、再拝二拍手一拝です。 順番は賽銭、鈴、拝礼です。 鈴、賽銭、拝礼だと、賽銭を出そうとゴソゴソしてしまい動作が美しくないからです。 神社本庁のサイトで動画が見られます。
お礼
拝礼にも序列があるのですか。初めて知りました。 サイトの動画はよく理解できました。 ありがとうございました。
まず、お賽銭を差し出します。放り込みます。 鈴を鳴らします(神主さんに聞いたところ、これによってコックリコックリ居眠りしていた神様がハッと目が覚めるらしい) 二拝二拍手一拝します。最後の一拝で「思いのありったけ」をお願いします。
お礼
簡潔明瞭な御返事をありがとうございました。
お礼
成り立ちから、作法のいろいろ、状況による適応、御自身の判断・やり方と微にいり細にいりのご説明に、感謝・恐縮します。 ありがとうございます。