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確率密度関数の過去の事象との独立性
- 確率密度関数を用いる問題についての質問です。
- 異常気象が過去の事象と独立で計算できる理由と、条件によって確率が異なる場合について教えてください。
- 指数分布に従う確率問題の解法に関する疑問があります。
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質問者が選んだベストアンサー
気づかれた通りで, 「指数分布」がすべてです. 当然ですが「条件付き確率として計算してはいけない」などということは全くありません.
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- alice_44
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指数分布は過去と独立だ…というより、 過去と独立な分布は指数分布なんですよ。 電話が x 分以上続く確率を G(x) と置くと、 x 分続いて、その h 分後までに終わる確率は G(x)-G(x+h) です。 よって、x 分続いたという条件下に あと h 分以内で終わる条件つき確率は、 (G(x)-G(x+h))/G(x) となります。 この値が、h のみで決まり、x に依らないと 仮定して、G を計算してみましょう。 式を h で割ってから、h→0 の極限をとれば、 -G'(x)/G(x) の値も x に依らないことが判ります。 -G'(x)/G(x)=λ と置いて、x で積分すれば、 G(x)=C(eの-λx乗) と解けます。 積分定数 C を G(0)=1 から決めれば完了です。 これは、指数分布ですね?
お礼
なるほど。とても勉強になりました。 ただ答えを教えていただくだけでなく、考える機会をくださってありがとうございます。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
指数分布や幾何分布に限って言えば「無記憶性を持つ」ので (過去のことは無視して) 今の時点を t=0 として考えていい, ってことですね. でその条件付き確率の計算だけど.... う~ん.... なんというか, 記号で書いてしまったために「それでいいかどうかが判断できなくなってしまっている」ような気がするなぁ.... 定積分によって直接求まるのは「○分までに話し終わる確率」とか「○分から×分までに話し終わる確率」, あるいは「○分たってもまだ話をしている確率」などですよね. これらの表現を使って「区間t=5から10の確率」とか「区間t=0から5の確率」を書きなおしてみれば「おかしな計算をしている」ことがわかると思います.
補足
調べてみたところ、指数分布と幾何分布は無記憶性をもつということを知りました。 どちらの問題もt=0以降しか確率の計算結果に影響しない。 よって何年後、何分後の未来だろうが、その時点でt=0とおいて考えてよいということでしょうか? >「条件付き確率として計算してはいけない」などということは全くありません 指数分布でも条件付きで計算してもよいということですか? 例えば、2つ目の問題の場合、私は 「答え=(区間t=5から10の確率)/(区間t=0から5の確率)」 と計算したのですが、これでもよいのでしょうか? (この結果は選択肢にありませんでした。)