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ざくっと、ざっくり
おおよその何かの見込みについて曖昧に尋ねるときに、「ざくっと」とか「ざっくり」という言葉がよく使われます。これらの語源は何でしょうか? また、これらが誰でも使う通常の日本語なのか、業界用語なのか、いつ頃から使われだしたのかについても教えてください。
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もともとは漢語の擬音語「サクサク」由来の副詞と考えられます。 「咋(サク/くう)」は「舌つづみをうって食う。くちゃくちゃかんで食べる。中国では。ほめそやす時にも舌うちし、その音を「咋」で表す。「好評咋咋」」(「岩波漢語辞典」) 同様にもっとうるさく騒ぎ、囃し立てる「嘖(サク/さいなむ)」でも「好評嘖嘖(さくさく)」と表します。 歯で噛んでのサクサクより、もっと刃物などで断裁する強い調子が「ざくざく」であり、それを副詞にして「ざくと」や「ざくり」となり、それが強調の口調で撥音が添加されて「さっくと」「ざっくり」になったものと。 したがって、本来歯で噛むよりもっと大きな塊を、刃物などで断ち割った時の擬音から、その切り口の荒っぽさの連想が進んで、滑らかではなく大雑把な、あらい織り方や網込みのセーターなどの形容にも使われるようになり、そこから更には単に「大雑把な」形容へと用い方が拡大し、辞書に未だない俗語用法となったものでしょう。
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- frown_knight
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回答No.1
野菜を大雑把に切る擬音が語源だと思います。
質問者
お礼
ありがとうございました。
お礼
詳しい回答ありがとうございました。 よくわかりました。