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さよなら
よくアメリカの映画を見ていると、「サヨナラ」と彼らが言っているのを耳にします。「バイバイ」と英語で言わないで、日本語でいっているんです。 海外の雑誌を読んでいても、「SAYONARA」と書いてあったりします。これって、いつ頃から使われるようになったんでしょうか。何がきっかけだったんでしょう。スペイン語やイタリア語を使うなら同じ語源なのでわかるんですけど、なぜ日本語?ってかんじで不思議です。
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さよならのような簡単な挨拶言葉は日本語に限らず、スポーツ・イベントや戦争、映画や音楽等を通じてお互いに影響します。アメリカにおけるさよならについては次のようなきっかけが考えられます。 1)終戦(1945)により多くの若い米兵が日本各地に駐留し、多くの戦争花嫁(國際結婚)が生まれた。彼女らは米国各地に住み着いた。 2)朝鮮戦争(1-53) 米国は韓国を支援して軍隊を派遣した。日本は補給基地、負傷者の治療、休暇地として使われた。 3)映画「Sayonara」のヒット。主演マーロン・ブランド、助演女優 ナンシー梅木(アカデミー助演女優賞受賞)物語は朝鮮戦争に参加した米兵と日本娘の恋愛もの。同名の主題歌もヒットした。 こうして見るとサヨナラが庶民レベルで知られるようになって50年の歴史があります。その後の日米関係はご存知の通り、能、歌舞伎、芸者、ふじやまの時代からカラオケ、ニンテンドー、忍者、寿司へと進み、現在のササキ、イチローに至っては5-6歳の子供にまで知られるようになっています。西欧人は気分によって人の呼び名(ニックネーム)を変えたり、挨拶言葉に外国語を取り入れたりすることはごく普通のことです。
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- ToshiJP
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技術が進んでいて、でも不思議で近いようで遠い国、日本。おしゃれに取られてるんだと思います。とはいっても向こうの人が知ってる日本語は食べ物以外だとコニチワ、サヨナラ、アリガトなどだけが多い。挨拶と汚い言葉ってのは先に覚えるもんですね。 ロボコップのラストシーンで悪役がロボコップにとどめをさそうとするときに「サヨナラロボコップ」って言ったがけっこう私には驚きでした。
- fullow
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最近アメリカは、日本の文化が知られてきたので、 それが一つの流行みたいになってきてます。真新しものとして とりいられているのです。 「寿司」とかも英語になって、「Sushi」って知られてて、 Sushiを知らない人はおくれているみいなカンジです。 日本語に限らず、新しい言葉流行とされ頻繁にききます。
- imparfait
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なぜ日本語?という疑問はもっともですが、それには次のような訳があります。 実は「SAYONARA」という語感が、アメリカ人(白人)にはとても心地よく響くからなのです。これは、生理的な感覚ですので、語源などはまったく関係ありません。 「サヨナラ」や「コンニチワ」という日本語は、すでにアメリカではごく一般的に知られています。
- Nolly
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「サヨナラ」は朝鮮戦争(1950年)の頃の日本を舞台にしたJames Mitchenerの"Sayonara"を原作にした映画「Sayonara](1957年)の影響が大きいのではないでしょうか。少なくとも「こんにちは」や「ありがとう」よりもよく知られているのはこのせいだと思います。 要するにイタリア語やフランス語で言ったのでは新鮮みがないので、それに代わるもとのとしてちょっとエキゾチックに言ってみたまでではないでしょうか。その後の日本の経済発展などで単なる異国趣味やひけらかしではなく、相当に一般にも広まったとは思いますが。 くしゃみをすれば「グズンタイ」(ドイツ語)といい、ターミネータ以後は「アスタラマニャーナ」(スペイン語)もアメリカではごく普通に言われるのとおなじことです。