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桶狭間の戦いの際の斉藤氏
こんばんは 最近まで特に疑問に思うことは無かったことなのですが、桶狭間の戦いの際、隣国の斉藤氏は何も動きを見せなかったのでしょうか? 今川勢に対処するために織田勢が東へ集中している隙に、斉藤氏が南下しようとするような動きはなかったのでしょうか?
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- trajaa
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回答No.1
斎藤道三さんは、その数年前に息子との内戦の後に亡くなっています。 つまり、つい数年前まで国内が二つに割れて互いに争っていた。 そうなれば、戦力的に見て充分では無いはずだし、家臣の中には表面上は臣従していても腹の底でどう考えているか?怪しいのもいるかもしれない。当然、疑心暗鬼にもなる。 更に、当時の情勢を見れば、織田が逆転勝利を修めるのは望み薄で 今川に踏みつぶされるか?今川に臣従して京へ上る先陣を織田軍が務める事になる。 そうなれば、出来るだけ織田と今川の戦闘が長引いて双方が大きなダメージを負う方が隣国としては望むところではないか? それなのに不十分な体制で尾張へ乗り込んで、しなくても良い戦闘を行って自らの軍勢にダメージを受けるのは得策だろうか? 美濃の斉藤弱し!となれば、織田に勝利した今川は交渉の余地も無く斉藤氏を踏みつぶしに掛かるでしょう? 勢力を温存した場合、今川が予想以上に弱っていれば、撃退するか優位な同盟関係を結ぶか選択の余地が拡がる。 我々は、桶狭間で織田が勝利を修めるという事を後知恵で知っているから、あの時こうだったら・・・なんて空想できるけど 現場で命がけの権謀術数を操る人に取っては、危険な賭よりも選択肢を広げる方法を取るのが上策。
お礼
回答ありがとうございます! 要するに、関与しない方が得策だった訳ですね