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売掛金の計算方法
- 売掛金の計算方法について、会計の初心者が困っています。売掛金の計算式とその意味について詳しく教えてください。
- 売掛金の計算には前期の売掛金、掛売り、およびTotal cash collectionsが関係しています。それぞれの要素の意味と計算方法を解説してください。
- Total cash collectionsを売掛金からマイナスする理由について説明してください。なぜ売掛金に含まれる未回収金額をマイナスするのか、その理由を教えてください。
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昨日も書きましたが日本で教わっているレベルでよろしければ 昨日のご質問を含めて、これは「管理会計」における『資金繰り』と言う単元が該当する気がいたします。 ※管理会計 予算管理や原価管理など、経営判断・経営戦略のための数値・表を作成する事が主体。 会計士試験などで勉強しますが、私は『原価計算論の拡大版』と感じて居ります。 1番様の回答で正しいのですが、それは昨日の私と同じく「商業簿記」を基本にした回答。 管理会計であるとした場合には > 今期の売掛金を求めるのに、何故Total cash collectionsをマイナスするのでしょうか。 資金繰りは、将来の「貸借対照表」「損益計算書」「現預金の増減」等を予想する行為です。 ですので、各企業毎に自社の過去の実績に基づいた一定の前提条件を設けて作成します。 例えば、『購入代金は購入月末の3ヵ月後(末日)にキャッシュ払』と設定した企業では、1月末時点で残っている買掛金は、3か月分=1月購入(4月支払)+12月購入(3月支払)+11月購入(2月支払)。 ではこの3か月分の買掛金は幾らなのか?ここでもしも『原価率80%』『購入は季節変動を考慮し無い』と条件設定すれば、 年間売上予算×80%÷4=年間売上予算×20% この様になる。 本題に戻って、『Total cash collections』は、企業が設定した「売掛金の回収額」の条件に基づく「(予想)売掛金入金額」です。 つまり、『今月から10%、先月から90%』と定めているのであれば、「当月の売上【※】の内、10%は当月内に現金回収。残りの90%は翌月回収」と言う事。 ※ご質問文に『*掛売り 売上からcash salesを引いたもの』と書かれているので、 チョット苦しい言い訳ですが、『売上予算からcash sales(現金販売)を引いた値』 と言う意味だと、思ってください。 以降の文でも「売上」と言う用語はその意味で書いています。 だから、売上が次のような場合には 12月 売上 500 1月 売上 100 2月 売上 200 3月 売上 150 各月の(予想)売掛金入金額は次のようになる。 1月の売掛金入金額 =12月売上の90%である450+1月売上の10%である10 =460 2月の売掛金入金額 =1月売上の90%である90+2月売上の10%である20 =110 3月の売掛金入金額 =2月売上の90%である180+3月売上の10%である15 =195 =110 序に、このときの各月の売掛金残高は、翌月回収予定額が残るだけなので、「当月売上×90%」となります。 12月で例示すると 11月末の売掛金残高+12月の売上500-(11月末の売掛金残高+12月売上の10%である50) =500-50=450 1月で例示すると 12月末の売掛金残高450+1月の売上100-(12月売上の90%+1月売上の10%) =450+100-(450+10)=90
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- yosifuji20
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売掛金に限らず、勘定科目の残高は 前期繰越金額+当期増加額-当期減少額 ですね。 売掛金の場合は、増加額は売上高です。ただし売上高でも現金売上げは売り掛けになりませんので、売り売掛金計算上の売上高には含みません。 減少額は、前期繰越金額と当期発生の売掛金のうち当期に回収した(入金があった)金額です。 Total cash collectionshqは文章からは掛売りの回収額のようですから、上記の式を修正すると 前期売掛金繰越金額+当期掛け売上高-当期掛売り入金額 ということになります。当期掛売り入金額は売掛金の減少取り引きですから、当然こうなりますね。