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むかしカナールは体が大きくて海も渡れば魚も食べたよ
昔、海も渡れば魚も食べたアヒルはカモ。 フランス語ではどちらもcanard 強いて言えばカモはcanard sauvage(野生のアヒル)とのこと。 では、『カモは空を飛ぶが、アヒルは空を飛ばない』という時にはどういう表現になるのでしょう? また、日常ではカモもアヒルもカナールでいいの? どなたか教えてくださいませ。
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動物や魚の名前は人間との関係の深さ(主として食生活)で決まり、関係が浅ければ総称で呼ばれます。 関係が深くなると年齢、オス、メスなどで名前が変わります。日本人にとっては牛、馬、羊で十分ですが牧畜の盛んな国では名前が細かく分かれています。 フランスやスペインでは家鴨と野鴨に特に名前を付けることなく、家畜化されていることを強調する場合はcanard domestique, 野生を強調したければcanard sauvegeと呼びます。したがってどちらが空を飛ぶか言いたいときは形容詞をつけていうか、野生の方だけに形容詞をつけるでしょう。 日本でも都合の悪い時はアヒルを鴨と称しています。鴨鍋がそうです。鴨鍋のほとんどはアヒルですが合鴨と称してメニューに示されます。合鴨は正確には野生のマガモとアヒルの交雑種ですが、アヒル鍋では売れ行きが悪いのでアヒルを合鴨としているケースがほとんどと言われます。アヒルは鴨であるとして許されているのでしょう。
お礼
martinbuhoさん、こんにちは。 回答ありがとうございます。 >動物や魚の名前は人間との関係の深さ(主として食生活)で決まり、関係が浅ければ総称で呼ばれます なるほど。 カモ鍋…ショック!! アヒルだったの!? >アヒルは鴨であるとして許されているのでしょう。 許したくないですね。 何はともあれ、ありがとうございました。