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重積分の範囲

重積分の範囲について教えていただきたいです (1)D = {(x , y) | 0≦x-2y≦1 , 0≦x+3y≦1 のxとyの積分範囲 (2)D = {(x , y) | x^2+y^2≦x のθの積分範囲 (1)と(2)について、解説していただきたいです。 申し訳ありませんがよろしくお願いします。

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回答No.2

#1です。 A#1の補足質問の回答 >(1)の領域で、例としまして∬(x+y)dxdyだと解はどうなりますか? D={(x,y) | 0≦x-2y≦1 , 0≦x+3y≦1} x-2y=X,x+3y=Yと置いて置換積分すると D ⇒ D'={(X,Y)|0≦X≦1 , 0≦Y≦1} x=(3X+2Y)/5, y=(Y-X)/5 ヤコビアン|J|=(3/5)(1/5)-(2/5)(-1/5)=1/5 (x+y)dxdy=(1/5)(2X+3Y)(1/5)dXdY I=∬[D] (x+y)dxdy =∬[D'] (1/25)(2X+3Y)dXdY =(2/25)∬[D'] XdXdY + (3/25)∬[D'] YdXdY =(2/25)∫[0,1] XdX∫[0,1] dY + (3/25)∫[0,1] dX∫[0,1] YdY =(2/25){[X^2/2](x=1)}*{[Y}(y=1)} + (3/25){[X](x=1)}*{[Y^2/2}(y=1)} =(2/25)(1/2)*1 + (3/25)*1*(1/2) =1/10 となります。 >(2)でなぜθは0≦θ≦2πでなく、π/2となるのでしょうか。 極座標のr=f(θ)=cosθの描く曲線は 半径1/2,中心(1/2,0)の円ですが -π/2≦θ<π/2 又は 0≦θ<π …(★) で円周を一周分描きます。 0≦θ<2πでは2周分描いてしまいます。 本来の積分領域が{(x,y)|x^2+y^2≦x} つまり 半径1/2,中心(1/2,0)の円の内部ですから 極座標でも同じ円内(1つ分)でなくてはいけません。 0≦θ<2πでは同じ積分領域をダブって2回積分することになるので 本来の積分の領域2回分計算してしまうことになります。 (★)のθの積分範囲はどちらでも良いですが、積分計算をする際、 被積分関数の対称性を使うと積分が簡単になることが多いので 積分領域は対称な範囲にとった方が便利なことが多いこと、および 積分領域の図から容易にθの積分範囲が直ぐ求まることから  -π/2≦θ≦π/2 とするのが通例です。

qwewqwe
質問者

お礼

詳細に回答していてだきありがとうございます! 参考になりました!

その他の回答 (1)

  • info22_
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回答No.1

(1) 4点A(2/5,1/5),O(0,0),B(3/5,-1/5),C(1,0)を順に結んでできる並行四辺形の「周(辺、境界線)および内部」の領域が積分範囲。 図で並行四辺形AOBCをプロットしてDの領域(斜線で塗り潰す) として示せば良い。 領域として示さないと逐次積分になおせません。 なお、 X=x-2y,Y=x+3y といった置換積分をすれば積分範囲は D' = {(X,Y) | 0≦X≦1 , 0≦Y≦1} となります。 これなら逐次積分に直した後、積分を変数分離することが可能です。 (2) 半径R=1/2,中心(1/2,0)の円の内部及び円周が積分領域(斜線で塗り潰す)。 x=rcosθ,y=rsinθと極座標変換するとき -π/2≦θ≦π/2 0≦r≦cosθ rとθの両方を示さないと重積分を逐次積分に直せません。

qwewqwe
質問者

補足

回答ありがとうございます! (1)の領域で、例としまして∬(x+y)dxdyだと解はどうなりますか? (2)でなぜθは0≦θ≦2πでなく、π/2となるのでしょうか。 物分りが悪くて申し訳ないです。

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