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文章の構成について
@英語は大事な事を先に言う事が多いですよね。 なので、文章の最初のパラグラフに主張が書かかれていることが多いはずだと考えたのですが、 第一パラグラフに主張が書かれることは実際多いのでしょうか? また各パラグラフの最初の文がそのパラグラフをまとめている事はけっこうありますか? よろしくお願い致します。
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結論から申し上げますと、「最初の段落に主張が」要約されていることはそんなに多くはありません。しかし、「各段落の最初の一文に段落の要点が記される」というのは圧倒的に多いものです。 文章の長短に関係なく、最初の段落は「これからどんなことの関して文章を展開するか」の提示の場合が多いでしょう。しかし、最後に述べるように、それが不要の場合には、最初の段落に意見の要点をまとめ、次の段落からその意見を補強する論説を展開するというパターンをとります。 「各段落の最初の一文」に関しては、お手元の英文をいくつか選んで、各1ページくらいずつ段落最初の一文だけ訳してみれば分かると思います。よい文章であればあるほど、それだけでそのページの要約が出来上がってしまいます。逆に言えば、よい英文を書くには、最初の一文に段落の要点を凝縮していき、それらの段落第1文をつなげただけで、立派な論理の展開ができているような文章を書くようにすればよいということです。 ただし、これらはもちろん論説文やエッセーの場合だけにあてはまるものです。小説なんかでは、こんな風にはいかないことは当然です。小説の場合は、論理の展開を追う能力よりも、感情移入やイマジネーションの方が大切ですね。 確か stripe さんは学生さんだったと思いますが、入試なんかで自由英作文が課される場合は、最初の段落に自分の結論を記してください。たとえば「あなたは都会の生活と田舎の生活のどちらが好みですか? 理由も含めて200語以内の英文で書きなさい」などの場合は、最初の段落に「わたしは刺激の多さと、好奇心を満たしてくれる事物が豊富だという意味において、都会の生活を好みます」と記すのです。以下の段落は、その結論の補強になります。 ご質問から外れますが、よい英文を書こうと思ったら、「論理の展開のよい英文」にどんどん触れ、文章全体の構成を吟味し、その英文の真似をして書くのではなく、その英文の「論理の展開」を真似て書いてみるという訓練を積むのがよい練習になります。
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> と国語かなにかでならったんんですが、これは何か関係しているのでしょうか? さあ、どうでしょうか。私もそういう事を聞いたことがあります。しかし、文化人類学的な裏付けがあるという話は聞いた事がありません。私が不勉強なだけでしょうか?(少なくとも、狩猟民族の言葉であるアイヌ語については、そのような事はありません)こう言っては失礼ですが、単に西洋文化と東洋文化を比較して、狩猟民族は…農耕民族は…と言ってるだけの人もいますし。 確かなことは、どのような文化の言葉であろうとも、ビジネス文書や学術文書のように論理構造を要求される文書は、パラグラフのあたまにトピックセンテンスを持って来ざるを得ない、ということです。逆に叙述的な文章については、英語の文章であろうともその限りではないということは、#3さんの回答にある通りです。 ただし、ここで言う論理とは、西洋文化圏で早く発達したものですから、西洋文化圏の習慣とは無関係とは言えません。でも英語とは直接は関係ない話でしょうね。私はそっち方面の専門家ではないので、これ以上は申し上げられません。 前回は論理構造を持った文書を山ほど書いているという意味で「経験者」とさせていただきましたが、今回は文化人類学の専門家ではないということで、「一般人」とさせていただきます。
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ご回答ありがとうございます。 アイヌ語はそうじゃないんですね~。 国語の先生にもう一回聞いてみたいと思います。 参考にさせていただきます!
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#3さんの回答にある通りでそれ以上の捕捉のしようもありませんが、一つ質問者さんが誤解をしていそうなところがあるので、その一点について『アドバイス』を入れます。 > @英語は大事な事を先に言う事が多いですよね。 段落の最初に主張を持ってくる(トピックセンテンスをパラグラフの頭に配置する)のは、合理的な理由によるものです。著者が用意した論理展開に沿って読者を迷わないように誘導する手法は何か?と考えた末に生まれたのが主題を先に提示する方法なのです。ですから、英語文化圏の習慣とは(無関係ではありませんが)直接関係ありません。日本語の文章においても、同じ事が要求されます。 質問者さんは学生さんで、レポートや論文の書き方を学ぶのはこれから学ぶのでしょうか。問題提起から結までの論理展開、そしてその論理展開のハイウェイに読者を誘導するための文章の構成方法などをしっかり学んで下さい。社会に出てからのビジネス文書も、すべてその考え方で書きます。 しかしながら、日本語の文章はそういう思想に欠ける文章が多いんですよね。実際には。太平洋戦争前に、アメリカ政府が「日本語はあやふやで難解だから、戦争が始まれば命令が正しく伝わらず、混乱が生じるはずだ。」というような認識でいたそうで、実際にそれに近い状態で日本は敗北しました。今の時代に戦争の心配をする必要はありませんが、ビジネスや学問の世界で同じように『敗北』することがないよう、日本語で文章を書くときも論理構造をしっかり考えて下さいね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >段落の最初に主張を持ってくる(トピックセンテンスをパラグラフの頭に配置する)のは、合理的な理由によるものです。著者が用意した論理展開に沿って読者を迷わないように誘導する手法は何か?と考えた末に生まれたのが主題を先に提示する方法なのです。ですから、英語文化圏の習慣とは(無関係ではありませんが)直接関係ありません。 僕が聞いたのは、 英語は狩猟民族からでてきたもの 一人一人が独立して行動 いいたいことは先にはっきりと 日本語は農耕民族からで みんなで協力 自分の主張を隠すべくあいまいに と国語かなにかでならったんんですが、これは何か関係しているのでしょうか?
手紙の場合、英語に限らず欧米語では単刀直入に用件を書きますね。 日本語は気候の挨拶や日ごろのご愛顧に感謝するなどと本題に入る前に5行ぐらいは書くのでいらいらするようです。 最近は日本でも手紙以外の報告書類では西欧風に結論やテーマを明確にして演繹する形が定着してきたと思います。 各パラグラフでも主張を先に、理由を後でが普通ではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >各パラグラフでも主張を先に、理由を後でが普通ではないでしょうか。 ですかー。そっちのほうがわかりやすいですもんね(^^) 参考にさせていただきます。
まあ、日本語よりは英語の方がそういう傾向にありますが、フランス語だともっと極端ですね。 英語だと 主張よりも命題が先に来て順に演繹する形が多いのではないでしょうかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 先に具体例、後に主張ですかー。 文章構成に気をつけながらこれからは英語を読んでみます! 参考にさせていただきます。
補足
主張・命題・演繹の意味を勘違いしていました汗 ある命題を提示して、それを具体例で確かめて、主張にもってくってことですね! 日本語勉強します・・・
お礼
>「最初の段落に主張が」要約されていることはそんなに多くはありません。 >最初の段落は「これからどんなことの関して文章を展開するか」の提示の場合が多いでしょう。しかし、最後に述べるように、それが不要の場合には、最初の段落に意見の要点をまとめ、次の段落からその意見を補強する論説を展開するというパターンをとります。 第一パラグラフは、どんなことに関しての文章かを掲示する目次のようなパラグラフなのですね。 それが不要の場合は意見の要点がかかれるのですね。 >「各段落の最初の一文に段落の要点が記される」というのは圧倒的に多いものです。 やはりそうなんですかー。第一文は要チェックですね♪ >小説なんかでは、こんな風にはいかないことは当然です。 小説で先が見えてしまったら、面白みが欠けてしまいますよね。 >入試なんかで自由英作文が課される場合は、最初の段落に自分の結論を記してください。 >よい英文を書こうと思ったら、「論理の展開のよい英文」にどんどん触れ、文章全体の構成を吟味し、その英文の真似をして書くのではなく、その英文の「論理の展開」を真似て書いてみるという訓練を積むのがよい練習になります。 自分で英文を書くときは、論理展開を大事にして書くように心掛けたいと思います。 ※僕がこの質問をしたきっかけになった本を一応紹介します! 「今井のパラグラフリーディング」 受験参考書です。 第一・最終パラグラフを精読し、他のパラグラフは原則第一文のみ精読する という読解方法を提唱する先生です。 英語がお得意なかたが読んだらきっと面白い本です。 機会があったら本屋さんでみてみてください。 本をクリックすると、前書きみたいなのがよめます http://www.imahiro.jp/ ご回答有り難うございました。 参考にさせていただきます。