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吸光度について
各化合物の濃度別の浸透圧測定の実験で溶血について吸光度を測定し調べました。 溶血していないとき、値はマイナスを示している事もあります。このマイナスの値は正しいものなのですか? 初歩的な質問ですいません。
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> 値はマイナス 吸光度で表すと、どれくらいでしょうか。 測定機器が、ダブルビームであれば、一番考えられるのはセル誤差です。セルは、同じように作っていても、0.02程度は、誤差があります。この程度は、無視することにして、マイナスにせず、ゼロにしています(教科書にもそのように書いていませんか)。 ダブルビームの場合は、セルを2個使うので、両方に蒸留水を入れて、その差をあらかじめ測定しておいて、補正します。いつくかセルがある場合は、差の小さいものを選びます。 0.02よりも大きい場合は、他に原因がありますし、その程度の誤差が問題になるようなら、対策を考える必要がありますが。 次は、セルが汚れていた、気泡が入っていた、というのも経験します。セルの汚れは、よほどしっかり見ないと分かりにくい場合があります。長時間の反応では、沈殿が少しできていた、というのもあります。 セルがいくつかあるのなら、その中からセル誤差の無いものを2つ選べは、問題は解消すると想います。 溶血の場合は、一定波長なので、シングルビームの分光光度計を使い、対照の液を用いてゼロ合わせをすれば、セル誤差の問題は解消します。 0.003程度のマイナスは、機械そのものの誤差の場合があります。以前はウォーミングアップの時間がかなり必要でしたが、最近のものは短くてもよいようですが・・・。
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生物関係の測定では.きれいなベールの式を使わない場合が多いので.簡単に答えられません。 どのような回帰線を使用しているか.お知らせください。
- nitscape
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吸光度の値は絶対値ではなく相対値です。そのため正しいかどうかはケースバイケースです。しかし、一般的にマイナスにならないようにベース設定をするので...ベース条件の測定条件を変えた方がいいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。やり直してみます!
お礼
回答ありがとうございます。参考になりました。