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頭に、Don't you を用いた英会話について
ある英会話の本で、頭に、Don't you を用いた例を載せていました。 (1) Don't you commute by train? 電車で通勤しているんじゃないの? (2) Don't you have a pet? ペットを飼っているんじゃないの? 例文だけでは、いまいちぴんときません。 (1)、(2)は、どういうスチュエーションで使うのでしょうか? そもそも、Don't you~? には、どういう意味があるのでしょうか?
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ここは、Don't youですが、Won't youでもCan't youでも、notを付けた疑問文には、特別なニュアンスが加わります。 先頭の**n'tを抜いて平叙文にしたときのことを、ある意味、当然そうなるだろうという期待が話し手にあります。 Don't you commute by train?は、相手が電車通勤しているはずだと思って尋ねています。もし相手がNoと答えてきたら、話し手は意外なわけです。 Don't you have a pet?も、相手が何かペットを一匹(頭)飼っていると思って、尋ねています。 少し英文の表現を変えれば、平叙文で言っておいてから、下げ調子のdon't you?と付け加えて、付加疑問文で言うのと、ほぼ同じと考えて差し支えありません。 これがどちらも、Do youで始めっていれば、対応する訳文の終わりは、「…いるのですか?」辺りにするはずです。 でも、お示しのように「…いるんじゃないの?」と、日本語として出来るだけ英文のニュアンスに沿うよう、変えてあるわけです。ただこれは「もしかして」を先頭につけても成り立ってしまうので、必ず英文のニュアンス通りに受け取られない可能性は、考えたのでしょうけど、他に訳しようがなかったのでしょう。 同様に、頼むときのWill/Can youは平たく「…してくれませんか?」な感じですけど、Won't/Can't youで頼むときは「お願いだから…して!」くらいな感じとなります。やってくれないと困る、やってくれるはずだ、と心中願っている感じです。 出来るかどうかを問う、Can youは普通に「…できますか?」なところですが、Can't youにすると、「…も出来ないのか!」と責め立てているとか、「…できるはずだな!」と念押ししている感じになります。 どちらも、付加疑問文には普通はしませんが、ニュアンス的には下げ調子の付加疑問文で考えると、分かりやすいかもしれません。 もちろん、これは文字上のことですから、会話となると文体を上回って、イントネーション等が効いてくることは、言うまでもありません。
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詳しい説明ありがとうございました。