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ガロ体
エピ化について質問をした者ですが、カテキンには エピガロカテキンガレートなるものがあるらしいです。 ガロ、ガレートとはいったい何でしょう?次から次へ難解な用語が出てきて初学者には理解し難いですね。
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Epigallocatechin Gallateのことですね? 日本語に書き下す時は、エピガロカテキンガラートとか 没食子酸エピガロカテキンとかになると思います。 でも英語風にガレートと書き下しても問題ないです。 参考URLに構造式が出ています。 Gallic acid 没食子酸とは、 参照URLの構造式の右下にエステル結合でくっついているもので、 3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸のこと。 一方Gallocatechinとは、Catechinの5'位にOH基が余計に入ったことで、 Gallic acidに近い構造が出来たものです。 Epi-とは、本来の構造(2R,3S)に対するエピマー(2R,3R)であることを示します。
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- Julius
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>ベンゾピレンとは違いますよね。 ピランとは酸素原子を含む芳香族6員ヘテロ環、 ピレンとはベンゼン環4つが組み合わさった芳香族炭化水素。 呼称は似ていますが、構造は違います。 とはいえ、少しは発癌性があるかも知れません。 (私は生理活性の専門家ではありません。) ベンゼンやベンゾピレン、あるいはフラーレンのような芳香環だけから成る 炭化水素、あるいはフェノールやビスフェノールA のような物質も発癌性(の疑われている)物質扱いですが、 カテコールその他ポリフェノール類、そして安息香酸などは、生体内に存在します。 両者の違いは、後者が生体にとって必要なことのほか、生体内での分解生成物が違うという点であって、ポリフェノールの過剰摂取が体にとってよいのかということに ついては疑問を持ったほうが良いでしょう。
お礼
幅広い知識をお持ちで、尊敬致します。自分の不勉強を恥じてしまいますね。もう少し突っ込んで自学しようと思います。ありがとうございました。
- futunohito
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昔の記憶なので自信がありませんが・・・. フラバノールであるカテキンの構造がまずあって,Juliusさんの回答のように3位の水酸基の立体が反転した化合物がエピカテキンになります.エピガロカテキンはエピカテキンのB環がピロガロール(水酸基が1個増えた化合物)になった化合物になります.エピガロカテキンガレートはエピガロカテキンの3位の水酸基に没食子酸がエステル結合した化合物です.こんな感じだったと思いますが.
補足
書き込みありがとうございました。 参考URLを拝見しましたら、農薬ということで紹介されておりました。茶成分が農薬だとしたら怖いです。 また、ベンゾピラン系ということですが、発がん性の高い食品の焼き焦げのベンゾピレンとは違いますよね。