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「堂班衣体制」「懇志金」の意味
「堂班衣体制」「懇志金」の意味を分かりやすく教えてください。 浄土真宗関係の用語らしいのですが、辞書や百科事典は勿論、 Yahooでキーワード検索しても1件しか出てきませんでした。 (そのページは、難解すぎて私には理解できませんでした) ご存知の方、どうぞ宜しくお願いします。
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今晩は。ここでもたまにこの種の宗教の現状に関わる事柄の質問が有ります。そういう質問に関連して検索すると、行き付くのは、しばしば、非常な良心を持って寺院の運営に当たっている人達のページになります。今回も実はその通りです。 さて、「堂班」に関しては参考URLの後半に有る「参考資料」の第4段落に説明が有ります。 >本願寺派では、戦前まで僧侶をその身分等級などに基づき(中略) >十九に分けた堂班制度があり 要するに衣や袈裟の色で僧侶の階層を一目で識別出来るようにしたもののようです。 これに関してはほかのページで、被差別部落の僧侶に関わる記述も有りました。 「懇志金」を訓読みにすると、ねんごろなるこころざしのお金、というところでしょうか。まだ解りにくいですが、 http://www.nsknet.or.jp/~yamabuki/honzan.html ここに「約200万円の経常費(懇志金)を本山へ上納」という記述が有ります。 更にこの先を読むと、「上納金」という言い換えもされていますし、ついには >暴力団の上納金制度のほうが、民主的で合理的なのではないかと >想像しています。 という発言まで出て来ます。相当に深刻な状況のようです。 実は私の家のすぐ裏に有る寺は全く同じ宗派で、本山でも、うけがいいんだそうです。確かにこれだけ檀家がいてそれなりに金を出させているわけですから、それは当然でしょう。もちろん檀家の間での評判の悪いことと言ったら、最低です。おまけに鎌倉幕府の某家の末裔だとかで、それをひけらかすようなこともしていますし。あぁ、あんまりこういうことを書くと、削除になるのでこれくらいにします。 今回は勉強させていただきました。ありがとうございます。合掌。
お礼
ご回答いただきありがとうございました。 教えていただいたURLも大変参考になりました。