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共鳴箱と孔の関係
ギターやバイオリンなどの楽器あるいはその他の楽器で、音源を共鳴箱で増幅させるものがありますが、音の質と共鳴箱の孔(大きさ、場所)はどのような関係がありますか?
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こんにちは >ギターやバイオリンなどの楽器あるいはその他の楽器で、音源を共鳴箱で増幅させるものがありますが、音の質と共鳴箱の孔(大きさ、場所)はどのような関係がありますか? 共鳴箱って何をするものですか?という問いがあったら質問者さんは「音源を共鳴箱で増幅させるもの」とお答えになるでしょう? それは「共鳴」という日本語の国語辞典的な意味あいや語感から来ていますか? 共鳴以前の「音源」は、人工的なものをのぞいて自然界に存在する音はたくさんの高さの音を含んでいます。 共鳴箱は「増幅する」以外にも「選別する(=フィルター)」機能もあるってことですわ。 どうやって選別するのでしょ(^^;? たくさんある音は「周波数」という物理的な単位量で区別します。 選別したい(共鳴させたい)周波数にあった共鳴箱大きさや孔の場所を周波数から計算して作ることが出来ます。 これを12平均律に合わせて長さを決め、孔を開けるとフルートやオーボエといった笛系の管楽器になるわけです。 孔の大きさは共鳴させる周波数をはっきりさせる意味がありますから大きければきっぱりと決まるし小さければ曖昧になります。 同じ方法で音を出すリコーダーとグランドフルートの音程の発揮りさ加減を観察してみるとよく理解できるのではないでしょうか(^^; 弦楽器の場合、管楽器のようにはっきりと共鳴を起こしてしまうと特定の音だけが大きくなって音楽的な演奏が出来ませんね。 じゃ、どうするの? できるだけ曖昧にする(楽器の形をひょうたんのような共鳴しにくい形にする、特定の音だけフィルターしないように孔の形f型にをぼかす)だろうなって思います。