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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:(発声)音域によって共鳴させる場所は異なる?)

音域によって共鳴させる場所は異なる?

このQ&Aのポイント
  • 音域によって共鳴させる場所は異なるのか疑問です。
  • 一部の経験者は、音域によって共鳴しやすい場所が変化すると感じています。
  • 特に高音域では、どこを共鳴させるかが重要な要素となると思います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ymrs
  • ベストアンサー率59% (121/203)
回答No.1

ボイストレーナです。    >音の高さに応じて共鳴しやすいポイントっていうのが >あるような気がしています。 おっしゃる通りです。 そういう事に自ら気付くというのは大変鋭い方ですね。 >ですから共鳴させる場所を一部に固定して発声するよりも >音域によって共鳴するポジションを変化させるほうがより良い発声となるのではないかな? もちろんおっしゃる通りです。 共振しやすい部位は音域によって変わっていきます。 >C4以上を歌う際は主にどこを共鳴させるよう心がけたほうが宜しいで >しょうか。 バスの音域がG2~D4ですからC4はさほど高くありませんね。 (もしかしてWunderlichさんのおっしゃっている事はC5のことですか?C4だと仮定して話を進めます) 最近のPOPSシンガーの感じを目指すなら好みにもよりますが、胸部の芯重心の低さがありつつ、鼻腔にもにも明るく響いている状態が良いのでは? C4以上と言ってもC4と4FやG4ではえらく違うと思います。 狙い所としては胸部上部や唇部~硬口蓋前部から鼻腔前部にかけてまたは軟口蓋から鼻腔奥部にかけて…つまり全部ですね。 そしてF4あたりではさらに鼻腔上部、及び軟口蓋上部にかけて。 そのためにはC4前後は男性の場合完全に胸部共鳴だけで、いわゆる最近の言葉で言う「チェストボイス」(胸部共鳴とチェストボイスの定義の厳密な違いについては今は言及しません)で出せる事が特に必須だと思います。 それがなく部位を狭く一部に限定すると細く芯のない声になってしまいます。 しかしいわゆるパッサージョ、高音域特有の出し方に切り替わっていくのはE4~F4辺りからですからそのときに鼻腔共鳴もしっかり使えてないと切り替えは全然うまくいきません。 しかしここは実は、さらに上のC5以上の音域(頭部共鳴つまり最近の言葉で言うヘッドボイス)がどう出せているか、 またそこへのスムーズなカーブがうまく描けるか(それを最近ではミックスボイスと言ったりします)どうかによってC4~F4あたりがどう出るかは大きく変わってきます。 つまり端的に言うとC4あたりはある意味とても微妙な音域なのでどのようにでも出せるるようにしておく事が重要です。 その前後の音域をしっかり習得してその移行音域であるとも考えると良いです。いちばん小回りの効く音域ですね。 通常レッスンでは逆にあえて共鳴させる場所を一部に固定して(鼻腔共鳴とか胸部共鳴とか)音域を変えていく練習もよく行われます。 これは一つの共鳴形態のカバー範囲を広くするためです。 それぞれの形態の守備範囲が広い方がWunderlichさんのおっしゃる「共鳴部位の変化させていく」やり方はうまくいきますし、ある一音を出したときの音の幅が違ってきます。 また逆に音域を固定して共鳴部位のみを変える練習なども重要です。

Wunderlich
質問者

お礼

>狙い所としては胸部上部や唇部~硬口蓋前部から鼻腔前部にかけてまたは軟口蓋から鼻腔奥部にかけて…つまり全部ですね。 >そしてF4あたりではさらに鼻腔上部、及び軟口蓋上部にかけて。 なるほど~参考になります。 私の場合G3~E4位までを出すときは軟口蓋あたりの共鳴感が 一番強いですね。私の場合歌で使えるのはE4位までで、それ以上 になると喉が絞まって理想的な共鳴が維持できなくなります。 おそらくE4以上はファルセットの要素を混ぜていかないと 難しいのでしょうね。 コーネリウス・L・リードとかの本でも胸声の上限はE4までと 書かれているのでミックスボイスを習得するまではE4以上を 実声で出すことは控えています。 >そのためにはC4前後は男性の場合完全に胸部共鳴だけで、いわゆる最近の言葉で言う「チェストボイス」(胸部共鳴とチェストボイスの定義の厳密な違いについては今は言及しません)で出せる事が特に必須だと思います。 それがなく部位を狭く一部に限定すると細く芯のない声になってしまいます。 チェストボイスに関しては出来てると思います。その点は以前 習ってた声楽教室でも低~中音域は教えることは何も無いと言われました。 問題はF4以上でこればかりはミックスボイスを習得しないと 難しいかなと思っています。 >しかしいわゆるパッサージョ、高音域特有の出し方に切り替わっていくのはE4~F4辺りからですからそのときに鼻腔共鳴もしっかり使えてないと切り替えは全然うまくいきません。 これも何となくですが分かる気がします。 >通常レッスンでは逆にあえて共鳴させる場所を一部に固定して(鼻腔共鳴とか胸部共鳴とか)音域を変えていく練習もよく行われます。 これは一つの共鳴形態のカバー範囲を広くするためです。 なるほど、共鳴を固定する訓練はそういった意味合いがあったわけ ですね。合点がいきました。 >また逆に音域を固定して共鳴部位のみを変える練習なども重要です。 これは意識してやったことはないですね。勉強になりました。 丁寧なアドバイスどうもありがとう御座いました。 とても参考になりました。