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ニクロム線
単純な質問ですみません。その道の方には馬鹿みたいに思うかもしれませんが、ニクロム線の次に電気抵抗のある物質はなんでしょうか? できれば、身近に売っている物などがいいです、できるだけ多い情報お願いします。専門的な知識はもっていません。(すいません)
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モーターの速度制御用にしようするとの事ですが、ごく小さな模型用のモーター程度ならこの方法も現実的ですが、ある程度の大きさ(消費電力の問題です)では、あまり現実的とはいえない方法でしょう。また、この方法でモーターの回転数を落とすとモーターのトルク(回転力)も同時に小さくなってしまいますので、モーターの用途によっては思うように速度制御できない可能性もあります。 ここでいうモーターが直流モーター又はユニバーサルモーターのようなコンミテーターを使用するモーターであればまだ、できないこともありませんが誘導モーターのような交流モーターではこの方法で回転数の制御をすることはできません。誘導モーターを直列抵抗で制御するとモーターの焼損や起動できないなどの問題が起こります。 小型の模型用のモーターなどを簡易制御する目的であればレオスタットと呼ばれる可変抵抗器が秋葉原などの電気部品店で簡単に入手できます。この時にモーターの拘束電流(モータに定格電圧をかけて軸を固定したときに流れる電流)と定格電圧の積に等しい消費電力に耐えるレオスタットを選ぶ必要があります。 モーターは力が掛かると(外力によって回転数が落ちると)より多くの電流が流れるようになります。抵抗を使用した回路では電流が大きくなった結果、抵抗での電圧降下が更に大きくなり(モーターに掛かっている電圧が負荷の変動によって大きく変わってしまう)モーターが停止してしまったり、思った以上に回転数が大きく変化してしまう可能性があります。サーボ回路(モーターの回転数をモーターに直結した発電機などで計測し決められた値から外れると自動的に電圧を変化させる回路)が組めれば最良なのですが、これを設計するのは結構難しいので、もっと簡単な方法で、抵抗よりずっと安定した制御ができる方法をお教えしましょう。それは可変電圧の安定化電源(なんだか難しそうですが小型のものなら10個程度の部品でできます)を使用する方法です。この方法ではモーターの負かが変わってもモーターの端子に掛かる電圧は抵抗のように変化してしまうことはなく常に一定に保たれるため、サーボとまでは行かなくても抵抗よりはずっとコントロールしやすいでしょう。この場合にも先に述べた拘束電流以上の能力のある電源が必要です。 秋月電子で検索するとこのような電源のキットが出ていますので見てみてはいかがでしょう。 ちなみにどうしてもニクロム線を使用する場合は、ニクロム線の発熱に対する注意が必要です。くれぐれも火傷や火災には気をつけてください。
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- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
ニクロム線といっても抵抗値は色々です。ニクロムとはニッケルとクロムの合金ですので、その割合によって変わってくるのです。電気抵抗とかかれていますが、このような場合の言葉として固有抵抗値という言葉を使うのが良いかと思います。 固有抵抗値とは長さや断面積などを一定の値に決めて計る抵抗値のことです。ご存知かと思いますが、抵抗値は断面積(増えると抵抗が減る)や長さ(増えると抵抗が増える)によって変わってきてしまうので、この条件を同じにして計らないと意味が無いのです。 参考まで固有抵抗値が掲載されているページのURLを載せておきます。
お礼
ありがとうございます。ページの表がとても参考になりました。
- notnot
- ベストアンサー率47% (4900/10358)
何をしたいかにもよりますが、 紙にBくらいの鉛筆で太目の線を引いて両端にクリップをつけ、抵抗値を測ったりしたことがあります。 発熱させたいんだとすると的外れですが。
お礼
私の説明が足りませんでしたね。すいません。 抵抗を増やして、モーターが動くスピートを遅くしたいと思い、ご質問させていただきました。 ありがとうございます。
お礼
長い回答ありがとうございます。皆さんのような親切な方がいて、とてもうれしく思っています。本当にありがとうございました。