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明年要台湾的総統大選了。「要」と「了」?
↑は台湾の対談番組での司会者の発言。 「来年は台湾総統選挙がありますね。」だと思います。 (1)「要」の後ろは動詞ではなく、「台湾的総統大選」と、名詞が来るのはなぜでしょうか? (2)それと「了」は、語気でしょうか? 本文の前後↓ 「我們跟大家討論是兩岸關係。尤其是中國對台工作。明年要台湾的総統大選了。中國對台政策似乎在這一年又悄悄的進行些轉變。」
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30数年前に中国語を勉強しはじめて、そのころは今のような小難しい文法は何も習わなかった者です。 ですので、今のシステマティックな文法書とは矛盾するようなことを申し上げるかもしれませんが、 (1) 「要」のうしろに名詞が来る言いかたとしては、「我要(一本)書」(本がほしい)といった単純な構造の言いかたがあります。この文章も「来年」が「台湾の大統領選挙」を欲しているという単純な構造だとお考えください。 我 要 書 明年 要 台湾的総統大選 (2) まだそうなっているわけではないが、そうなることが確定しているという話者の認識を示すときに使う「了」ですね。 終業時刻になって日本だと「お先に!」なんていうシチュエーションで、「我走了!」といって中国の人たちは帰ります。 まだ、そこに話者であるその人は居るのに、「走了」と言われると、日本人は面食らってしまいますが、「走」(その場から立ち去る)することが話者の意識としては既に確定しているので、それを明示するために「了」を付けているのです。 そういうことで、ここでは台湾の大統領選挙が来年に行われることは間違いない(と少なくとも話者は思っている)ので、未来のことでも「了」を付けるのです。 蛇足ですが、総統という中国語の日本語訳を、台湾の総統に限っては、日本のマスコミはそのまま総統と表記しています。でも、中国語では「美国総統」とアメリカの大統領を呼んでいるように、これは日本語に訳す場合には「大統領」とすべき言葉です。総統といえばナチスドイツのヒットラー総統のイメージが強く、あまり語感がよくありません。それをあえて台湾総統の訳語に使う日本のマスコミの意図が透けて見えるようで、自分は好きではありません。
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「要~了」で未来のことを表現する文法のひとつです。 「了」には前述の方が教えてくださっているように、過去や完了のように時節、強調だけでなく、 未来に起こることも表すことが出来るのです。
お礼
回答いただきありがとうございます。
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