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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「情けは人の為ならず」の諺について)

「情けは人の為ならず」の諺について

このQ&Aのポイント
  • 「情けは人の為ならず」は日本で生まれた諺であり、海外には類似した諺が存在しないと言われています。
  • この諺の起源については明確ではなく、起源不明とされています。
  • 日本の諺である「情けは人の為ならず」は、海外でも日本の美徳である思いやりや慈しみを表す言葉として認識されています。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

 何かしたことは戻ってくるというカルマの法則(因果の法則)としてインド哲学では宇宙的法則になっています。  情けと愛での行為はそういう果実をもたらすとともに、それ自体が行為者を引き上げ、豊かで平安な気持ちにの世界に連れて行きます。  これは不思議な法則です。  大体、人の行為というものは、結局自分にしているという性格があるということなのですね。  この意味は深長ですので、ある程度自分のいきるということを省察しないとなかなかわかりません。

msforest
質問者

お礼

 はじめまして.  理系人間で,恥ずかしながらインド哲学について学習した経験はありません.また「カルマの法則」と聞くとなぜか麻原彰晃が思い浮かび,それだけで抵抗があったのですが,思い切ってネットで検索し,例えば以下のようなサイトを覗いてみました. http://www.joyus.jp/hikarinowa/doctrine/basicprinciple/20/0004.html  そしてカルマに対する私の思いは偏見であることを知らされました.とても良いこと教えてくれていると思いました.私が「情けは人の為ならず」の起源を質問したきっかけは,No1の回答者様へのお礼のなかで申し上げたとおりですが,改めて,なけなしのお金をはたいて良かったと思いました. >大体、人の行為というものは、結局自分にしているという性格があるということなのですね。 この意味は深長ですので、ある程度自分のいきるということを省察しないとなかなかわかりません。  とても素晴らしいコメントです.確かに意味深長で沈思が必要ですが,とても大切なことを教えて頂いたように感じます.ご回答,ありがとうございました.

その他の回答 (3)

  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.3

いろんな国で似たような諺はあるでしょうね。 英語で似たようなものに One good turne deserves another. というのが有ります。 このような言葉は14世紀の初めごろには記録されています。 http://www.answers.com/topic/one-good-turn-deserves-another

msforest
質問者

お礼

 はじめまして.  No1の回答者様からの回答を拝見したときは,やはり日本で生まれた言葉なのか…と思いましたが,西洋にもあるのですね….しかも14世紀の始め頃と言えば,どういう訳かNo1の回答者から教えて頂いた「沙石集」が書かれた頃とだいたいにおいて時期を同じくします.単なる偶然でしょうか….そして,No4の回答者様からのコメントによると,この思想はインド哲学のカルマの法則において既に見ることができる…とか.そうなると起源は一気に遡ってしまします.  ご回答頂きましたこと厚くお礼申しあげます.とても勉強になりました.

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

   これで思い出すのはアン・ハーバートという女性が、1982年頃ソーサリート(サンフランシスコの北)の自分のレストランの入り口のマットに書いて有名になった Practice Random Kindness and Senseless Acts of Beauty 「思いつくままに親切で、訳の分からない美しい行いを」という言葉です。   下記では、ユダヤ人のグループ、イギリスのBBC、オーストラリアなどにも広がっている考えで、ネットで見るといろいろ似たものが出て来ます。     http://en.wikipedia.org/wiki/Random_act_of_kindness

msforest
質問者

お礼

 SPS700さん,こんにちは.お久しぶりです.でも,まさかここでお会いするとは思っても見ませんでした.例によって英語のカテでは,斜め45°からのエスプリに富んだコメントをいつも拝見し,思わず笑いながら楽しく英語の勉強をさせて頂いています.改めてお礼申し上げます.  本当に博学でいらっしゃるのですね….ご紹介して頂いたサイトを覗いてみました.全部の記事を読んだ訳ではありませんが,この言葉の精神は日本だけではなく世界の至る所で見られるものなのですね.この質問をしたきっかけは,No1の回答者様へのお礼の中で述べた通りですが,世界中の多くの人がこういう精神を持って生きているがぎり,現世を悲観するものではないのだ…と教えられました.  引き続き,英語のカテでは宜しくご指導お願い申し上げます.ありがとうございました.

回答No.1

 まず、お尋ねに対して、ごく一部分についての回答であり、「サイトを紹介して頂けませんか」という条件には合わないことをお詫び申し上げます。  小学館の「日本国語大辞典」の「情けは~」の項には、『太平記』二六・四条縄手合戦事の「今の師直鎧を与へずは、上山命に代らんや。情は人の為ならずとは、加様の事をぞ申すべき」の例などを挙げてあります。  太平記はウィキペディアによれば「1370年ころまでには現在の40巻からなる太平記が成立したと考えられている」そうですから、中国起源の可能性は残されるものの、西洋起源であることは否定できると思います。(西洋から中国経由の可能性もある?)  また、 http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/k980901.htm のページには、鎌倉時代中期成立の説話集である「沙石集(しゃせきしゅう)」に関して、 「情けは人のためならず」(これは『日本国語大辞典』の「太平記」の例より古いかもしれない)など、馴染みのあることわざもたくさん出てきます。 との記述があります。  申し訳ありませんが、私自身は『沙石集』での確認は致しておりません。  『沙石集』は国文学研究資料館の日本古典文学本文データベースで見ることは可能(岩波書店「日本古典文学大系.85」のもの)ですが、利用は登録制で、手続きはやや面倒です。  『日本国語大辞典』は「ジャパン・ナレッジ」(有料)の会員になれば、ネットでの利用が可能です。yahoo!辞書でも一部は見られますが、たとえば、「情けは~」の太平記の用例は見られません。  もちろん、どちらもお近くの図書館にでもいらっしゃれば、閲覧可能だと思います。

msforest
質問者

お礼

 素早くかつ丁寧なご回答ありがとうございます.ネット検索にかけ,さぞお時間を取らせかと察します.  この言葉が既に鎌倉時代に書かれた書物に見られる…ということは驚きです.先ずは個を尊重する西洋的発想と異なり,個を置いて先ずは他を重んじる…という日本人の美学や武士の魂を感じさせるようなところがこの言葉にはあります.実は私の従兄弟が,今月初めの台風12号による川の氾濫で,生業として使っている農機具のほとんどを流され,おまけに激流が家の押入れの中程の高さまで迫ったときは,ロープの一端を自分とその連れ合いの体に縛り,他端を木に縛りつけ激流に飲み込まれることを防いで生き延びた…の話を後で聞き,ここは人生でそうそうあるわけではない支援のタイミング…と思い,貧乏を省みず私としてできる限りのことをさせてもらったのですが,そのときふとこの言葉が頭をかすめ,一体どこのどなたが最初にこの言葉を言い出したのだろう…の疑問が沸いたのが事の始まりです.  西暦1300年頃に既にこの言葉が日本の書物に見られていたという事実は,私にとって驚きであると同時に日本人として生まれ育ったことを誇らしくも感じさせることです.ご回答に心から感謝申し上げます.ありがとうございました.

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