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王、大島、城島などをローマ字表記する場合の「H」について
英語自体の質問ではないのですが、前から不思議に思っていましたので。 野球選手のユニフォームの背中に名前が表記されていますが、以前から表題の疑問がありました。。 王は「OH」、大島は「OHSHIMA」大田は「OHTA」 などと書かれています。 英語圏の人が読んだ場合、違和感はないのでしょうか。 正しい読みに従って表記するならば、王は「OU」じゃないかと思うのですが。
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ドイツ語では母音のあとにhが来るとその母音が長音化するという規則があります。この規則をローマ字表記に採用したのかもしれません。
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- UKY
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英語に限った話ですが、一般に、"oh" は「オゥ」という感じで発音されます。 なので、「王」はもともと「おう」なのでまぁ良いでしょうが、「大島」や「大田」は「おうしま」や「おうた」などと違ったように読まれる可能性があります。 そもそも日本語の「おう」「おお」と全く同じ発音は英語にはありませんので、いくらローマ字の書き方に工夫を凝らしたところで英語圏の人が絶対に日本語と同じように発音できるということは無いのです。 実際、「東京」を "Tokyo" と書いても、多くのネイティブスピーカーは「とぅきょぅ」のように発音します。
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- mak0chan
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ローマ字の表記法には、よく知られている「日本式」「訓令式」「ヘボン式」のほか、「国際規格」「外務省式(パスポート式)」「英米規格」「99式」「竜岡式」「海津式」など、たくさんあるようです。 このうち、長音に「h」を用いるのが「海津式」だそうです。参考URLによると、海津知緒氏が、2001年に制定(改訂?)したとあります。しかし私の記憶では、1970(昭和45)年ごろ、同僚の大貫氏が、OHNUKIと書いていましたので、少なくとも30年以上前から使っていた人がいるのは事実です。このころ王さんが巨人で活躍していました。 また、同URLにある「英米式」の長音は、ヘボン式と変わりません。質問者さんが言われるとおり、「h」を挟むと、英語圏の人には、違和感があるのかも知れません。その意味では、#3さんの、ドイツ語由来説も説得力がありそうです。 最後に、王は『現代仮名遣い』で、「おう」と表記し、「おお」と発音するのですが、これをローマ字にして「OO」と表すのは、「99式」というようですね。
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- ChM
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王のカナ表記は「オウ」ですが、発音は「オー」「オオ」に近いと思います。大阪の「オオサカ」はそのとおりですが、東京を「トウキョウ」とウ発音する人は、まず無いと思います。「トーキョー」「トオキョオ」でしょう。その意味でローマ字のTOKYO表記は一応、理にかなっていると思います。TOUKYOUでは、違和感がありませんか? オ列の長音をHで表すのは、一般的には王さんが現役の選手当時にOHと書いたのが、広まった最初ではないかと(私は)思っています。 ローマ字の表記で「オー」は、Oの上に「-」「^」を付けるのが正しいとされますが、付加記号の伴う文字は、本来の英語に無く、アメリカ人などに、正しくと言いますか、実際の発音に近く読んで(あるいは呼んで)もらう意図で、誰かが(王さんかどうかは知りませんが)考えたものでしょう。 AOKI、TAKESHITAを、エイオーキ、テイクシータと読まれるのは、ちょっぴり悲しいことですが、根本的な解決法は無いでしょう。
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- Ulu_lun
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非ヘボン式に於ける「H」は「う」ではなく、音引きを あらわしています。 ですので「おう」ではなく「おー」となるわけですね。 母音が重なる、という事は外国語ではあまりないと思い ますので、むしろ音引きとしてのHで表現したほうがわ かりやすいように思います。
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